アフラックの死亡保険「未来の自分が決める保険WAYS」を解説!

記事監修者紹介
松葉 直隆 大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。  その後、2016年6月より保険のドリルをはじめとする保険媒体の記事監修を務める。

アフラックでは死亡保険が非常に豊富で、6つの商品が現在販売されていますが、そのなかでも「未来の自分が決める保険 WAYS」はユニークな仕組みの死亡保険として注目をされています。

そんな「未来の自分が決める保険 WAYS」の特徴は、契約途中から保障内容を変更する事が出来る事から、契約後のライフステージの変化などに柔軟に対応できる商品となっているのです。

今回は「未来の自分が決める保険 WAYS」の特徴とコース内容の紹介・注意点の解説だけではなく、この保険商品を利用している方の口コミの紹介もしていきますので、保険選びの参考にして下さい。

この記事の要点
  • アフラックの死亡保険について解説
  • 「未来の自分が決める保険WAYS」の基本情報
  • 変更可能な各コースの紹介
  • 「未来の自分が決める保険WAYS」の評判
  • 保険の新規加入や見直しを検討するなら、相談員の約97%が国家資格であるFPの資格を所持している「ほけんのぜんぶ」無料で相談することをおすすめします。

各種生命保険の相談はFP所持率97%のほけんのぜんぶがおすすめ!

 

\1分で完了/

 

「ほけんのぜんぶ」公式HPはこちら

アフラックの死亡保険は個性的!?

保険のドリル読者

アフラックの死亡保険は多彩な商品が揃っている聞きました。

さぞ個性豊かな商品ばかりだと思いますが、その中でも、かなり風変わりな死亡保険があるようですね。

こちらでは、アフラックの6つの死亡保険の紹介「未来の自分が決める保険 WAYS」という死亡保険の特色について解説します。

松葉 直隆

アフラックの死亡保険は6種類!?

アフラックでは、6種類の死亡保険が現在販売されています。

定期保険や終身保険はもちろん、特定疾病を発症した場合に保険金の受け取れる商品など多彩な商品が揃っています。

  • 「かしこく備える終身保険」:終身保険
  • 「未来の自分が決める保険 WAYS」:終身保険
  • 「三大疾病保障プラン」:終身保険
  • 「アフラックの終身保険 どなたでも」:終身保険
  • 「家族に毎月届く生命保険 GIFT」:定期保険
  • 「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」:定期保険

なお「家族に毎月届く生命保険 GIFT」は、定期保険の1種ですが、遺族が年金を分割して受け取る仕組みをとっているため、他社商品で呼称されている【収入保障保険】に該当します。

6種類も死亡保険が用意されているため、ご自分のニーズに合った商品も見つかりやすいことでしょう。

アフラックの保険は「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

保険を契約しても人生は前途多難?

『無事に死亡保険にも加入できて、これで自分が亡くなったとしても家族に保険金は下り、高度障害状態ならば自分に保険金が下りると一安心!』とはいかないのが人生です。

もちろん終身保険へ加入すれば一生涯の保障が約束されるので、確実に受取人へ保険金が下ります。

しかし、被保険者であるご自分が、契約後に要介護状態となるかもしれません

また、老後の資金不足を途中から知って顔面蒼白になるかもしれません

このように、たとえ保険契約をしても、ご自分にとって予想外の事態が起こる可能性は否定できません

そのため契約後、別に資金が必要となり保険の解約で受け取った返戻金を充てる必要も出てきます。

ただし、解約して戻ってくる返戻金は、元本割れ(払い込んだ保険料より受け取るお金が少ない)をする場合もあります。

ならば、契約後に当初決めていた保障内容の変更ができれば、事情の変化に柔軟な対応が期待できそうです。

「未来の自分が決める保険 WAYS」は異色な保険?

前述したように、契約後、当初決めていた保障内容の変更のできる保険商品があれば便利です。

とはいえ、内容変更の可能な商品は、なかなか出回っていないのが現状です。

しかし、アフラックの死亡保険には、そんな保険利用者の事情の変化に対応できる商品があります。

それが「未来の自分が決める保険 WAYS」です。

この保険商品では契約後に次のコースに変更することができます。

  • 死亡保障コース:いわゆる現状維持
  • 医療保障コース:医療保障をもっと充実させたい場合
  • 介護年金コース:要介護状態に備えたい場合
  • 年金コース:老後の資金が心配な場合

契約時には、なかなかピンとこないリスクでも、ご自分が高齢になるとはっきり自覚できることもあります。

そのような時に、これらのコースへ変更ができるのです。

もちろん、ご自分が変更不要と思うなら、死亡保障コースでずっと継続しても構いません。

「未来の自分が決める保険 WAYS」の基本情報

保険のドリル読者

契約後の事情の変化に応じて保障内容を変えられるなんて便利な死亡保険ですね!

早速「未来の自分が決める保険 WAYS」の基本的な保障内容が知りたいです。

こちらでは「未来の自分が決める保険 WAYS」の死亡保障コースの内容等について解説します。

松葉 直隆

終身保険は「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

あくまでも死亡保険!?

アフラックの「未来の自分が決める保険 WAYS」は、契約時はあくまで死亡保障として加入することになります。

もちろん、契約の際に設定保険金額を定め、保険料払込回数および保険料払込期間(歳払済)を指定します。

保険料払込期間(歳払済)は60歳・65歳・70歳を選択でき、その設定した歳払済から保障変更が可能となります。

契約当初から『絶対にこのコースにする!』と決めず、まずは死亡保険として一定期間を通し、将来どうなっていくか状況をみて判断しましょう。

「未来の自分が決める保険 WAYS」の契約内容は次の通りです。

  • 契約年齢:0歳~満65歳
  • 保険料払込期間:60歳・65歳・70歳払済
  • 保険料払込回数:月払、半年払、年払
  • 保険料決済方法:口座振替
  • 死亡保険金額:200万円~5億円

死亡保障コースの内容

こちらでは「未来の自分が決める保険 WAYS」の保障内容と保険料例についてみてみましょう。

保障内容

保障内容自体はシンプルですが、保険金額設定は各ケースにより上限が異なります

【死亡・高度障害保険金】

死亡・高度障害保険金額200万円~5億円まで、100万円単位で設定できます。

ただし、誰でも5億円まで設定できるわけでは無く、次のような制約があります。

(1)告知書の提出のみで契約する場合(過去3年以内の告知書扱の契約を通算した金額)

被保険者の年齢 限度額
満45歳以下 2,000万円
満46歳以上満65歳以下 1,200万円
満66歳以上満70歳以下 500万円

もちろんこの設定金額を超えても契約は可能ですが、申込の際は診査が必要となります。

(2)被保険者一人が、アフラック生命の他の終身保険・定期保険・養老保険・特約で死亡保険金等を設定していた場合

  • 通算して5億円
  • (満24歳以下)通算して1億円

つまり、アフラックで他に保険金を設定している商品があれば、診査をしても、設定してある保険金額と合わせて5億円または1億円の範囲に収まる必要があります。

(3)被保険者が15歳未満の場合

たとえ診査を行い、前述した複数の保険商品に契約していなくとも、被保険者が15歳未満なら一律1,000万円以下の契約となります。

保険料例

月払保険料がどの位になるかみてみましょう。

(例)保険金額500万円

  • 保険料払込期間:60歳払済
  • 保障移行可能年齢:60歳
契約年齢/性別 男性 女性
20歳 8,740円 8,340円
30歳 12,180円 11,645円
40歳 20,725円 19,985円
50歳 43,885円 42,400円

コース変更が必要なら!

ご自分がこのまま契約時の内容を継続したいなら【死亡保障コース】として維持されます。

もちろん終身保険なので確実に受取人へ保険金が下ります。

また、ご自分の老後の資金として利用したい場合は、中途解約して返戻金を受け取ることもできます。

「未来の自分が決める保険 WAYS」は、歳払済で保険料を払い込むので、保険料の払込終了後しばらく据え置けば返戻率が上昇していきます

ご自分の納得できる返戻率に達したら、解約返戻金として受け取れば払い込んだ保険料より多いお金が受け取れます。

しかし、ご自分の事情の変化により、他の目的の資金としたい場合は次章以降で解説する各コースへの変更を検討してみましょう。

なお【医療保障コース】・【介護年金コース】【年金コース】では、変更可能なタイミングがそれぞれ異なるので注意も必要です。

医療コースの特徴と注意点

保険のドリル読者

高齢になってから加入できる医療保険は限られてきますね。

「未来の自分が決める保険 WAYS」では、どのような老後の医療サポートを受けられるのでしょうか?

こちらでは、医療保障コースの保険内容と変更前に注意すべき点を解説します。

松葉 直隆

医療保険も「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

老後の医療保障が心配!

契約時、被保険者が健康的で心配される病気はなくても、年齢が高くなるにつれ、体力や免疫力そして運動機能は次第に衰えていきます。

若い頃は想像もしなかった病気の発症やケガを負い、入院治療を行うリスクも高まります。

老後の病気やケガのリスクに不安を感じるなら、死亡保障から医療保障コースへの変更を検討してみましょう。

変更時は健康状態にかかわらず一生涯の医療保障が受けられます

高齢となり新規に医療保険へ加入する場合、健康告知や診査が改めて必要となり、内容によっては引き受けを拒否されることがあります。

また、医療保障コースへ変更しても保険料は既に払い込んでいるので、保険料負担の心配をせずに入院治療サポートが受けられます

この医療保障コースへ変更する場合は、保障移行可能年齢の2年前にコース選択をします

例えば保障移行可能年齢(保険料払込期間)が60歳なら58歳時に決定します。

もちろん、他に医療保険へ加入している場合なら、無理に医療保障コースへ変更する必要はありません。

医療保障コースの保険内容

こちらでは医療保障コースの保障内容を説明します。

なお、契約時の保険金額によって給付金額は異なってきます。

疾病・災害入院給付金

病気やケガで入院した場合、1日目から給付金が受け取れます

1回の入院につき60日・通算1,095日が保障上限です。

手術給付金

病気やケガで手術した場合、1回に次の給付金が受け取れます。

  • 重大手術(がん治療のための開頭・開胸・開腹手術等)入院給付金日額×40倍
  • 入院中の手術(重大手術除く)入院給付金日額×10倍
  • 外来による手術(重大手術除く)入院給付金日額×5倍

放射線治療給付金

放射線治療を受けた場合、入院給付金日額×10倍の給付金が受け取れます。

先進医療一時金

先進医療を受けた場合、入院給付金日額×10倍の給付金が受け取れます。

なお、医療保障ではありませんが5年間10日以上の継続入院をしない場合、5年ごとに1回(2回まで)【健康祝金】が受け取れます(入院給付金日額×20倍)。

また、被保険者が死亡または高度障害状態となったとき死亡保障も受け取れます。

医療コースの注意点

払込が終了すれば、保険料の負担無しに医療保障コースを利用できるのは魅力的です。

しかし、次の点に注意しましょう。

70歳以降、公的医療保険が格段に充実する

現在皆さんが加入中の公的医療保険制度(会社員等は健康保険、それ以外は国民健康保険)では、原則3割自己負担となっています。

しかし、70歳に達すれば【国民健康保険被保険者証兼高齢受給者証(協会けんぽの場合「健康保険高齢受給者証」)】を取得し、75歳に達した方々は【後期高齢者医療被保険者証】を取得します。

高齢受給者証を交付された場合、70歳から原則として保険診療が2割自己負担となります。

その後、75歳になれば後期高齢者医療制度へ移行し、更に保険診療が原則1割自己負担となります。

この様に、一定年齢に達すれば、段階的に医療費負担は軽減されていきます。

そのため、老後の病気やケガは保険診療で十分と考えているなら、医療保障コースへ変更する必要性はあまりありません

全額自己負担のリスクを考えるなら

入院する場合も保険診療が適用できる病室(いわゆる大部屋)なら、大幅な負担軽減が図られます。

しかし、快適な有料病室(特別環境療養室)の利用することを望んだり、大部屋に空きがなくやむなく有料病室の利用へ同意したりしたら【差額ベッド代】が発生します。

この差額ベッド代は保険診療が適用されず、原則として全額自己負担となってしまいます。

この費用が老後の生活を圧迫しかねないと感じたら医療保障コースを選ぶべきでしょう。

介護年金コースの特徴と注意点

保険のドリル読者

亡祖父が介護状態となっていたので介護リスクも心配なので、介護保障へ変更できるなら心強いですね。

そこで、介護年金コースの特徴について教えて欲しいです。

こちらでは、介護年金コースの保険内容と変更前に注意すべき点を解説します。

松葉 直隆

老後の保険も「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

老後の介護保障が心配!

日本人の寿命は確実に延び、女性は87.32歳男性は81.25歳となっています(出典:厚生労働省「平成30年簡易生命表の概況」参照)。

しかしながら、誰でも健康に長生きしているわけでは無く、介護を必要する方々も多くなっています。

公的介護保険制度の利用者は次のように増加しています(出典:厚生労働省「公的介護保険制度の現状と今後の役割 平成30年度」)。

項目 2000年4月末 2018年4月末 増加率
65歳以上被保険者 2,165万人 3,492万人 1.6倍
要介護認定者 218万人 644万人 3.0倍
サービス利用者 149万人 474万人 3.2倍

公的介護保険制度は、65歳以上の人なら要介護認定を受ければ誰でも公的給付が受けられます。

しかし、公的介護保険を利用する場合は1割~3割が自己負担分となります。

この自己負担分が家計を圧迫するケースもあります。

そんな自己負担分を、介護年金コースで受け取る年金により賄うことが可能です。

こちらも、保障移行可能年齢の2年前にコース選択をします。

例えば保障移行可能年齢(保険料払込期間)が60歳なら58歳時に決定します。

介護年金コースの保険内容

こちらでは介護年金コースの保障内容を説明します。

契約時の保険金額によって受け取れる年金額は異なってきます

また、介護年金を受け取るには、被保険者が要介護認定を受けることが必要です。

こちらでは事例をあげて、受け取れる年金額・戻り率をシミュレーションしてみましょう。

(例)保険金額500万円

  • 保険料払込期間:60歳払済
  • 保障移行可能年齢:60歳
  • 介護年金受取期間:5年
  • 月払保険料:12,180円(払込保険料総額:4,384,800円)

【事例】被保険者が65歳時に公的介護保険の認定を受けた

介護年金受取 金額・戻り率
年金受取1回目 922,374円
年金受取1回目 922,374円
年金受取1回目 922,374円
年金受取1回目 922,374円
年金受取1回目 922,374円
介護年金受取総額 4,611,870円
戻り率 105.1%

なお、年金の受取期間は第1回目の介護年金請求の際、3年~10年の範囲で受取年数を指定することになります。

ご自分の受け取る公的年金がどれ位になるかも考慮して受取年数を調整してみましょう

介護年金コースの注意点

介護年金コースは、被保険者がどのくらい深刻な要介護度に認定されたら年金を受け取れるのか、心配な方々もいることでしょう。

介護年金コースは、【要支援認定(要支援1・2)】【要介護認定(要介護1~5)】いずれの場合も年金給付が開始されます。

つまり、要支援1・2というリハビリを行えば十分可能なケースであっても、契約通り介護年金が受け取れます。

しかし、介護年金コースへ変更後、介護年金の受け取れる事由が生じる前に亡くなることや、介護リスクが全く生じずまとまったお金を受け取りたい場合もあることでしょう。

そんな時は、払戻金が受取人に支払われます。

要介護(要支援)状態にならないからと言って、お金が戻ってこないわけではありません。

介護を要しないまま長生きできるのは良いことです。

ただし、介護年金コースへ変更した意味が、やや薄まってしまうケースもあることに注意した方がよいでしょう。

年金コースの特徴と注意点

保険のドリル読者

公的年金に不安感を持つ方々はやはり多いですね。

たとえ満額が給付されたとしても、老後の生活費の一部しか賄えないことでしょう。

そこで、年金コースの特徴について教えて下さい。

こちらでは、年金コースの保険内容と変更前に注意すべき点を解説します。

松葉 直隆

保険の見直しも「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

老後の資金が心配!

皆さんは公的年金(会社員等は厚生年金・それ以外は国民年金)を、給与から差し引きまたは保険料をコツコツ納付していることでしょう。

しかし、満額の年金保険料を納めても、深刻なデータが総務省から報告されています(出典:総務省「家計調査報告 家計収支編 2019年(令和元年)平均結果の概要」)。

60歳以上の高齢夫婦世帯の場合

60歳以上の高齢夫婦世帯では、毎月の平均的な収入・支出は次の通りになります。

項目 金額
実収入(公的年金・その他) 237,659円
非消費支出(税金・健康保険料等) 30,982円
消費支出(食費・水道光熱費・保健医療費等) 239,947円
合計 -33,269円

表をみれば【実収入237,659円-(非消費支出30,982円+消費支出239,947円)】なので、どうしても毎月33,269円の赤字となってしまいます。

毎月赤字が発生する場合、実に年間では399,228円も不足します。

高齢単身世帯の場合

60歳以上の高齢単身世帯では、毎月の平均的な収入・支出は次の通りになります。

項目 金額
実収入(公的年金・その他) 124,710円
非消費支出(税金・健康保険料等) 12,061円
消費支出(食費・水道光熱費・保健医療費等) 139,739円
合計 -27,090円

表をみれば【実収入124,710円-(非消費支出12,061円+消費支出139,739円)】なので、どうしても毎月27,090円の赤字となってしまいます。

毎月赤字が発生する場合、実に年間では325,080円も不足します。

私的年金は備えるべき

もちろん『潤沢な貯蓄がある』『パートで稼げば大丈夫』と安心している方々も多いはずです。

しかし、長生きすればするほど貯蓄が枯渇するリスクは高くなり、年齢に関係なくいつまでも元気に働ける保証はありません

将来の老後資金へ十分備えたいなら年金コースを検討してみましょう。

こちらは医療保障コース・介護年金コースと異なり、保障移行可能年齢以降であればいつでも変更可能です。

年金コースの保険内容

こちらでは年金コースの保障内容を説明します。

契約時の保険金額によって受け取れる年金額は異なってきます

年金コースへの変更は、保障移行可能年齢以降であればいつでも変更可能ですが、1回のみとなりますので、『やっぱり死亡保障コースに戻したい』と申し出ても、元に戻すことはできないので注意しましょう。

こちらでは事例をあげて、受け取れる年金額・戻り率をシミュレーションしてみます。

(例)保険金額500万円

  • 保険料払込期間:60歳払済
  • 保障移行可能年齢:60歳
  • 年金受取期間:5年
  • 月払保険料:12,180円(払込保険料総額:4,384,800円)

【事例】65歳時に年金コースへ変更した

介護年金受取 金額・戻り率
年金受取1回目 914,709円
年金受取1回目 914,709円
年金受取1回目 914,709円
年金受取1回目 914,709円
年金受取1回目 914,709円
介護年金受取総額 4,573,545円
戻り率 104.3%

年金コースの注意点

年金コースに変更すれば、老後の資金にも随分余裕が出ることでしょう。

生活費を賄うことの他、ご夫婦で旅行に行ったり、ご自分の趣味へ没頭したりする資金にも活用できます。

しかし、死亡保障から年金保障へ変更するならば、ご自分の家族にとっては保険金を受け取る機会が失われたことになります。

もちろん年金として受け取ったお金が余るならば、最終的に金融資産として遺族に分与されます。

とはいえ、遺産総額によっては相続税が課税されるおそれも出てきます。

死亡保険のままで設定するならば、下りた保険金に生命保険の【非課税枠(500万円×法定相続人の数)】が利用でき、相続税対策としてとても有効です。

そのため、自分のかけた保険は自分で使いたいからと、いきなり年金コースへ変更せず、ご自分の貯蓄はどのくらい余裕があるかも考慮に入れて変更するかしないかを慎重に検討しましょう

「未来の自分が決める保険 WAYS」の評判

保険のドリル読者

「未来の自分が決める保険 WAYS」は、柔軟な対応のできる商品と言う事で申込をしたくなりました。

しかし「未来の自分が決める保険 WAYS」の保険加入者は、どんな感想を持っているのでしょうか?

こちらでは未来の自分が決める保険 WAYS」の口コミを基にした評判を紹介しましょう。

松葉 直隆

生命保険は「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

評価する口コミを紹介

「未来の自分が決める保険 WAYS」は、いろいろなコースが選べる他、堅実な資産運用のできる点が評価されています。

一部を紹介します。

37歳男性(満足度100点/100点中)

将来の【もしも】のためにと「未来の自分が決める保険 WAYS」に加入しました。

外貨建てや変額商品に比べて、この保険は安定して資産運用ができますね。

保険契約時に解約返戻率のあらかじめわかることも安心感があります

こちらの商品は、死亡保障コースでそのまま通すも良し、介護年金、医療保障、年金の様々なコースへ変更するのも良しと柔軟に対応できます

これは他の保険商品にない特徴なので、私のニーズに合わせることのできる点が気に入りました。

将来何があるかわかりません。

途中で解約さえしなければメリットのある商品だと思います

45歳男性(満足度100点/100点中)

40を超えても、なかなか思うように貯蓄ができず不安を感じていました。

また公的年金を取り巻く状況も気になり、老後が心配になってきました。

銀行に貯金をしても利息なんて全然付かないし、投資なんて運用する知識も財力もないです。

無理に投資をして大損したら目も当てられない事態となります。

老後の頼りはやはり年金と思っています。

とはいえ、家族に遺すお金も用意しないと

そんなときに見つけたのが「未来の自分が決める保険 WAYS」でした。

年金コースでは保障移行可能年齢以降で、一時金で受けとるか年金として分割で受けとるかを選べます

まず老後までにどのくらい貯蓄できたかで、死亡保障コースを維持するか、それとも年金コースへ変更するかを決めたいです。

39歳男性(満足度90点/100点中)

転職等がきっかけで将来のことを色々考えました。

やはり自分に合った保険へ加入をすることが大切だと痛感し「未来の自分が決める保険 WAYS」へ加入しました。

資料請求を行い、保険担当者の方の説明も受けました。

将来の自分の状況に合わせ、柔軟に変更することができる点は魅力です。

大概、選択肢が多彩にある商品は仕組みも複雑です。

でも加入後に、しっかりと見やすい資料を送ってくれました。

初心者の方であっても理解しやすい内容でしたね。

まだ、まだまだ変更する年齢にはなっていないので、本当に役立つかは断言できませんが、加入できて一安心です。

批判的な口コミも紹介

批判的な口コミは非常にわずかでした。

ほとんどの保険加入者が保障内容に納得し契約したものと解されますが、次のような指摘があります。

41歳男性(満足度60点/100点中)

途中で年金コースに変更する事ができるのは魅力です。

正直、我々の年代以下で公的年金だけで老後を支えることができるなんて思わないでしょう。

ただし、何らかの理由で保険料払込終了前に解約すると、かなり損をしてしまいますね。

また、医療コースも70歳から公的医療保険は高齢者に手厚くなるので、あまり必要ない気がします。

医療コースを削った分、戻り率UPや保険料が安くなればパーフェクトな死亡保険でした。

口コミを総括

「未来の自分が決める保険 WAYS」は、いろいろなコースが選べたり円建て定額の死亡保険なので堅実な資産運用のできたりする点に高評価が集まっていました。

一方で、保険料払込終了前に解約すると、大きく損をする点が気になる人もいました。

この保険は【低解約返戻金型】の死亡保険であり、保険料払込期間に解約しても戻るお金(解約返戻金)は7割以下に抑えられてしまいます。

払込期間中に解約するともったいないので、緊急にお金が必要な場合を想定し、事前に普通預金へ余裕資金を備えておきましょう。

また、確かに公的医療保険は高齢になれば、非常に医療保障が厚くなります。

ただし、前述した差額ベッド代は全額自己負担なので、保険診療外のサービスを利用したい方々に医療保障コースは有益と言えます。

新型感染症への対応

現在、新型感染症が日本をはじめ世界中で、猛威を振るっていますが、「未来の自分が決める保険 WAYS」に加入しているなら保険金が下りることはもちろん、医療保障コースでは入院給付金が受け取れます。

また、入院給付金は実際に入院した場合の他、本来ならば入院の必要があるものの、医師の指示で在宅療養等を行っている場合も保障対象です。

給付金請求には医師の診断書が必要です。不運にも感染が確認されたら、決して慌てずに、まずはアフラック・コールセンターへ問い合わせ、その指示に従いましょう。

まとめ

アフラックの死亡保険の1つである「未来の自分が決める保険WAYS」を紹介しました。

この保険は、契約後に保障を換えることが出来るユニークな仕組みとなっていますが、いつでも変更できるわけではなく、保険料を払い終わってからの話となります。

保険料の支払いが終わったタイミングで、このままで良いのか、変更をした方が良いのかを少し考えるようにしましょう。

また、評判の箇所でも書きましたが、この保険商品は【低解約返戻金型】となっていますので、保険料払込期間中は解約をすると支払った保険料の7割しか帰ってこないことから、出来るだけ途中解約とならないように保険金額などを設定するようにして下さい