アフラックでは、死亡保険が非常に豊富にラインアップされ、販売されている数は6つになります。
その豊富な商品数があれば、ご自分のニーズに応じた商品も選べることでしょう。
今回は、アフラックの死亡保険である「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」・「家族に毎月届く生命保険 GIFT」・「かしこく備える終身保険」・「未来の自分が決める保険 WAYS」・「三大疾病保障プラン」・「アフラックの終身保険 どなたでも」の特徴を解説します。
また、それぞれの保障内容・保険料例や、活用方法・注意点と言うところも併せて解説をします。
- アフラックの死亡保険を紹介
- 6つの死亡保険の特徴と活用方法と注意点
- 保険の新規加入や見直しを検討するなら、相談員の約97%が国家資格であるFPの資格を所持している「ほけんのぜんぶ」で無料で相談することをおすすめします。
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目次
アフラックの死亡保険を紹介
保険のドリル読者 そこで、アフラックの死亡保険について知りたいです。
松葉 直隆
そもそも死亡保険とは?
死亡保険とは、基本的に被保険者が死亡または高度障害状態となった場合に、受取人に保険金が下りる商品です。
ここに言う受取人とは死亡保険金の場合なら指定した遺族の誰か、高度障害保険金なら契約者(被保険者)ご本人となります。
死亡保険には一定期間保障される【定期保険】と一生涯保障される【終身保険】があります。
最近の死亡保険では、例えば被保険者が要介護認定を受けたときに保険金全額またはその一部が受け取れたり、特定疾病を発症したとき保険金が受け取れたりする商品も販売されています。
単なる死亡保障のみならず、その保障範囲を拡大した商品も盛んに販売されているのです。
ご自分のニーズに合わせて選びやすい
アフラックが扱う死亡保険の特徴は、死亡・高度障害保障をベースとして様々なリスクに備え保険金を設定できる商品が多いことです。
例えば、
- 保障内容がシンプルな死亡保険
- 契約後の契約者(被保険者)側の事情に合わせて保障内容を変更できる死亡保険
- がん・心疾患・脳血管疾患を発症したら保険金が受け取れる死亡保険
- 告知項目が無く誰でも入れる死亡保険
と多様な商品が販売されています。
心配なリスクに備えたい、持病があっても保険へ入りたいという、ご自分の希望に合った商品が揃っています。
各商品の特徴や保障内容をよく確認して、ご自分の理想に近い商品を選んでみましょう。
アフラックの死亡保険の概要
こちらでは、アフラックが販売する死亡保険6商品の概要を説明します。
「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」
自動更新で保障が最長80歳まで継続でき、ノンスモーカー割引特約で更に保険料の安くなる定期保険です。
「家族に毎月届く生命保険 GIFT」
被保険者が万一の事態となった場合、家族に年金形式で保険金が下りる商品です。
「かしこく備える終身保険」
保障内容はシンプルながら、最低100万円から10万円単位で保険金設定が可能な終身保険です。
「未来の自分が決める保険 WAYS」
将来のニーズまたは心配されるリスクに合わせ、もしもに備えられる終身保険です。
「三大疾病保障プラン」
がん・心疾患・脳血管疾患という深刻な病気を発症した場合に保険金が受け取れる終身保険です。
「アフラックの終身保険 どなたでも」
告知の必要が無く、持病や健康に自信の無い方々であっても加入可能な終身保険です。
次章以降では、この死亡保険6商品の保険内容や活用法・注意点を解説していきます。
「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」
保険のドリル読者
そこで「Lightフィットプラン」の特徴を教えて欲しいです。
松葉 直隆
保険料が安くシンプルな商品!?
「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」は、保険金額200万円から設定可能な定期保険で、死亡・高度障害保障のみが用意されたシンプルな商品です。
満3歳~満70歳まで保険契約が可能で、自動更新により保障が最長80歳まで継続できます。
なお【災害死亡割増特約】を付加すれば、不慮の事故で死亡または高度障害状態となった場合は、保険金が上乗せされます。
「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満3歳~満70歳
- 保険料払込期間:10年(最長80歳まで自動更新)
- 保険料払込回数:月払、半年払、年払
- 保険料決済方法:口座振替
- 保険金設定金額:200万円~2,000万円
「Lightフィットプラン」の保険内容を紹介
「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」の保障内容とノンスモーカー割引特約について説明します。
保障内容
不慮の事故で死亡または高度障害状態となった場合は更に手厚い保障となります。
(1)死亡・高度障害保険金
被保険者が死亡または高度障害状態となったとき、保険金が受取人に下ります。
200万円~2,000万円まで100万円単位で保険金を設定できます。
【災害死亡割増特約】を付加すれば、不慮の事故で死亡または高度障害状態となったとき、保険金額が2倍となります。
保険金額500万円で保険契約していた場合は1,000万円が受け取れます。
(2)保険料払込免除
被保険者が責任開始期以後、発生した不慮の事故で180日以内に所定の身体障害状態となったとき、以後の保険料が免除されます。
ノンスモーカー割引特約
この割引が適用されれば、更に保険料が安くなります。
条件は次の通りです。
- 満20歳以上
- 過去1年間に喫煙をしたことがない
- 所定の喫煙検査で喫煙反応無し
- 保険金額が所定の金額以上
この特約を付加する場合は、アフラック生命の募集人による面談が必要となります。
活用法と注意点をチェック!
「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」は、保障内容がシンプルで保険料をなるべく抑えたい方々に最適の商品です。
保険料を安くしたいならばノンスモーカー割引も活用しましょう。
この特約を付加すれば月払保険料は下表の通りです。
(例)保険金額800万円
①男性
契約年齢 | 割引なし | 割引あり |
20歳 | 1,896円 | 1,720円 |
30歳 | 2,112円 | 1,920円 |
40歳 | 3,192円 | 2,752円 |
50歳 | 6,008円 | 4,704円 |
②女性
契約年齢 | 割引なし | 割引あり |
20歳 | 1,440円 | 1,344円 |
30歳 | 1,704円 | 1,608円 |
40歳 | 2,320円 | 2,200円 |
50歳 | 3,568円 | 3,296円 |
ただし、定期保険であるのでノンスモーカー割引を適用しても・しなくても、10年更新のたび保険料が高くなっていくことに注意しましょう。
また、『契約時から変わらない保険料で保障を継続したい』『解約返戻金を使った資産運用も検討したい』という人は、終身保険に加入しましょう。
「家族に毎月届く生命保険 GIFT」
保険のドリル読者
そこで「家族に毎月届く生命保険 GIFT」について教えて下さい。
松葉 直隆
もしもの保障を年金という形で家族に残すなら!
「家族に毎月届く生命保険 GIFT」は、被保険者が死亡または高度障害状態となっとき、家族へ毎月年金が支払われる収入保障保険です。
保険期間は50歳満期から80歳満期まで、希望に合わせて選ぶことができ、基準年金月額10万円から契約可能です。
なお、支払保証期間は2年または6年で設定可能です。
この支払保証期間とは、月払年金支払開始日から満期までの期間が、この保証期間に満たない場合でも、設定した保証期間と同年数の期間、月払年金が受け取れる制度です。
こちらの商品でも【ノンスモーカー割引特約】が利用できます。
「家族に毎月届く生命保険 GIFT」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満16歳~満70歳
- 保険料払込期間:50歳~80歳満期
- 保険料払込回数:月払、半年払、年払
- 保険料決済方法:口座振替
- 基準年金月額:10万円~990万円
「家族に毎月届く生命保険 GIFT」の保険内容を紹介
「家族に毎月届く生命保険 GIFT」の保障内容と保険料例について説明します。
保障内容
合理的な年金額で備えられる保障内容となっています。
(1)家族生活保障月払年金・高度障害月払年金
被保険者が死亡または高度障害状態となったとき月払年金が受取人に下ります。
基準年金月額10万円~990万円まで1万円単位で設定できます。
(2)三大疾病保険料払込免除特約
三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態になったときは、以後の保険料が免除されます。
保険料例
事例をあげて、どのくらいの月払保険料になるか見てみましょう。
(例)基準年金月額15万円(年額180万円)
- 保険期間・保険料払込期間:60歳満期
- 支払保証期間:6年
- 三大疾病保険料払込免除特約:付加
①男性
契約年齢 | ノンスモーカー割引なし | ノンスモーカー割引あり |
30歳 | 6,060円 | 4,080円 |
40歳 | 6,975円 | 4,725円 |
50歳 | 8,085円 | 5,385円 |
②女性
契約年齢 | ノンスモーカー割引なし | ノンスモーカー割引あり |
30歳 | 3,930円 | 3,150円 |
40歳 | 4,230円 | 3,630円 |
50歳 | 4,350円 | 3,960円 |
活用法と注意点をチェック!
「家族に毎月届く生命保険 GIFT」のメリットは、子供の成長等に合わせて受け取れる年金額が合理的に変化していくことです。
事例をあげて、月払年金受取総額をシミュレーションしてみましょう。
(例)15万円(年額180万円)
- 契約年齢:35歳男性
- 子供(1人):0歳
- 保険期間・保険料払込期間:60歳満期
- 支払保証期間:6年
①ケース1
契約者40歳、子供5歳時に契約者が死亡または高度障害状態となった
月払年金15万円×12ヵ月×20年間=3,600万円
子供の教育費等がこれからかかるという時期に、月払年金受取総額3,600万円が受け取れます。
②ケース2
契約者50歳、子15歳時に契約者が死亡または高度障害状態となった
月払年金15万円×12ヵ月×10年間=1,800万円
子供の高校卒業・大学進学時期に、月払年金受取総額1,800万円が受け取れます。
③ケース3
契約者59歳、子24歳時に契約者が死亡または高度障害状態となった
月払年金15万円×12ヵ月×10年間=1,080万円
子供が社会人となり独立している場合でも、月払年金受取総額1,080万円が受け取れます。
このように保険満期が近づいていくと、月払年金受取総額は減少します。
その分、保険料は割安なのですが、保険満期で年金を受け取る事態となれば、受取人はわずかなお金しか受け取れません。
この点が収入保障保険の注意点と言えます。
そのため、事例のように支払保証期間を6年として長期で設定しましょう。
そうすれば、ケース3のように満期間近でまさかの事態が発生しても、保証期間分の年金が受け取れます。
「かしこく備える終身保険」
保険のドリル読者
やはり保険金が確実に下りるのは魅力です。
「かしこく備える終身保険」の特徴は何ですか?
松葉 直隆
シンプルだが一生涯保障を希望するなら!
「かしこく備える終身保険」は、死亡・高度障害保障のみが用意されたシンプルな商品です。
保険金は100万円~5億円まで設定できます。
この商品は【災害死亡割増特約】を付加すれば、不慮の事故で死亡または高度障害状態となった場合に保険金が上乗せされます。
こちらの商品でも【ノンスモーカー割引特約】が利用できます。
「かしこく備える終身保険」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:0歳~満85歳
- 保険料払込期間:終身
- 保険料払込回数:月払、半年払、年払
- 保険料決済方法:口座振替
- 保険金設定金額:100万円~5億円
「かしこく備える終身保険」の保険内容を紹介
「かしこく備える終身保険」の保障内容と保険料例について説明します。
保障内容
細かい保険金設定が可能な保障となります。
(1)死亡・高度障害保険金
被保険者が死亡または高度障害状態となったとき、保険金が受取人に下ります。
保険金は100万円~5億円まで10万円単位で設定できます(特別保険料率に関する特則を付加しない場合)。
一方、特別保険料率に関する特則を付加した場合は、100万円~1,000万円まで10万円単位で設定できます。
【特別保険料率に関する特則】
既往症のある方々が、通常よりも割増しされた保険料を払い込むことで加入可能となる特則です。
ただし、前述したように保険金額も1,000万円までと範囲が縮減されてしまいます。
(2)三大疾病保険料払込免除特約
三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態になったときは、以後の保険料が免除されます。
(3)災害死亡割増特約
不慮の事故、所定の感染症で被保険者が死亡または高度障害状態となったとき保険金が上乗せされます。
(4)ノンスモーカー割引特約
満20歳以上で、過去1年間に喫煙をしたことがない、所定の喫煙検査で喫煙反応が無く保険金額が所定の金額以上なら、保険料が割引される特約です。
(5)リビング・ニーズ特約(特約保険料無し)
被保険者の余命が6カ月以内と判断されたとき、主契約の死亡保険金の全部または一部を、リビング・ニーズ保険金として被保険者の生存中に受け取れる特約です。
保険料例
事例をあげて、どのくらいの月払保険料になるか見てみましょう。
(例)保険金額1,000万円
- 保険期間・保険料払込期間:終身
- 三大疾病保険料払込免除特約:付加
①男性
契約年齢 | ノンスモーカー割引なし | ノンスモーカー割引あり |
20歳 | 15,030円 | 13,680円 |
30歳 | 18,910円 | 16,850円 |
40歳 | 25,120円 | 21,800円 |
50歳 | 35,560円 | 29,930円 |
②女性
契約年齢 | ノンスモーカー割引なし | ノンスモーカー割引あり |
20歳 | 13,900円 | 12,900円 |
30歳 | 17,260円 | 15,790円 |
40歳 | 22,030円 | 19,880円 |
50歳 | 28,640円 | 25,420円 |
活用法と注意点をチェック!
「かしこく備える終身保険」は、保険金を最高5億円まで設定できるので、相続税対策としても利用したい方々に最適の商品です。
ただし、誰でも保険金を最高5億円まで設定できるわけではなく、特別保険料率に関する特則を付加する場合の他、次のような金額設定の制約もある点に注意しましょう。
下表を参考にしてください。
(1)「かしこく備える終身保険」と合わせて、アフラック生命の「終身保険」「定期保険」「養老保険」、特約などの死亡保険金に加入
被保険者年齢 | 設定保険金限度額 |
満15歳未満 | 1,000万円 |
満15歳以上満24歳以下 | 1億円 |
満25歳以上満70歳以下 | 5億円 |
満71歳以上 | 1億円 |
(2)「かしこく備える終身保険(特別保険料率に関する特則付加)」・「終身特約(特別保険料率に関する特則付加)」・「終身特約(やさしいEVER用)」・「やさしい終身の特約の死亡保険金」を通算して下表範囲内
被保険者年齢 | 設定保険金限度額 |
満20歳以上満60歳以下 | 1,000万円 |
満61歳以上満65歳以下 | 800万円 |
満66歳以上満70歳以下 | 500万円 |
満71歳以上 | 300万円 |
(3)告知書の提出のみでOKな設定保険金額の上限
被保険者年齢 | 設定保険金限度額 |
満45歳以下 | 2,000万円 |
満46歳以上満65歳以下 | 1,200万円 |
満66歳以上満70歳以下 | 500万円 |
満71歳以上 | 300万円 |
各ケースによって設定保険金の限度額は大きく異なるので、ご自分の他商品の加入状況も良くチェックしてみましょう。
「未来の自分が決める保険 WAYS」
保険のドリル読者
その様な保険商品はないのでしょうか?
松葉 直隆
将来のリスクへ柔軟に対応したいなら!
「未来の自分が決める保険 WAYS」では、契約当初【死亡保険】として保険契約し、一定の年齢に達した時に、ご自分の判断で契約内容を柔軟に変更できる商品です。
変更可能なコースは【医療保障コース】【介護年金コース】【年金コース】の3つです。
もちろん、変更の必要が無ければ【死亡保障コース】のままで継続できます。
「未来の自分が決める保険 WAYS」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:0歳~満65歳
- 保険料払込期間:60歳・65歳・70歳払済
- 保険料払込回数:月払、半年払、年払
- 保険料決済方法:口座振替
- 死亡保険金額:200万円~5億円
「未来の自分が決める保険 WAYS」の保険内容を紹介
「未来の自分が決める保険 WAYS」の保障内容と保険料例について説明します。
保障内容
まずは死亡保障で契約し、一定の年齢に達すれば事情の変更に合わせ、コース選択をします。
【死亡・高度障害保険金】
死亡・高度障害保険金額200万円~5億円まで、100万円単位で設定できます。
告知書のみで加入する場合は、最高2,000万円までに縮減されます。
各コース
次のコースで継続または変更が可能です。
(1)死亡保障コース
契約時の死亡保障を変更する必要が無いなら、そのまま一生涯継続できます。
中途解約すれば払戻金が受け取れます。
(2)医療保障コース
保険料払込期間で60歳・65歳・70歳払済で設定した年齢で変更します。
入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金等が受け取れます。
(3)介護年金コース
保険料払込期間で60歳・65歳・70歳払済で設定した年齢で変更します。
公的介護保険の認定を受けたら介護年金が受け取れます。
次項にて内容を解説します。
(4)年金コース
保険料払込期間で60歳・65歳・70歳払済で設定した年齢となれば、いつでも変更可能です。
公的年金を補完する私的年金が受け取れます。
次項にて内容を解説します。
保険料例
事例をあげて、どのくらいの月払保険料になるか見てみましょう。
(例)月払保険料
- 保険金額:500万円
- 保険料払込期間:60歳払済
- 保障移行可能年齢:60歳
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
20歳 | 8,740円 | 8,340円 |
30歳 | 12,180円 | 11,645円 |
40歳 | 20,725円 | 19,985円 |
50歳 | 43,885円 | 42,400円 |
活用法と注意点をチェック!
「未来の自分が決める保険 WAYS」では、一定の年齢に達したとき【介護年金コース】・【年金コース】を用意されている点が注目されます。
積み立てたお金を遺族にではなく、ご自分の介護資金・老後資金へ柔軟に充てられ、悠々自適な老後を送りたい方々へ最適の仕組みと言えます。
事例をあげて、受け取れる介護年金・年金総額をシミュレーションしてみましょう。
(例)契約者30歳男性
- 保険金額:500万円
- 保険料払込期間:60歳払済
- 保障移行可能年齢:60歳
→月払保険料12,180円(払込保険料総額:4,384,800円)
①介護年金コースに変更したケース(年金受取期間5年)
契約者が65歳時に公的介護保険の認定を受けた
介護年金年額922,374円×5年間=4,611,870円
介護年金受取総額は約460万円が受け取れます。
戻り率は105.1%と高い割合となります。
②年金コースに変更したケース(年金受取期間5年)
契約者が65歳時に年金コースへ変更した
年金年額914,709円×5年間=4,573,545円
介護年金受取総額は約450万円が受け取れます。
戻り率は104.3%とこちらも高い割合となります。
このように介護年金・年金コースいずれも戻り率100%を超え、契約者側に有利となりますが、年金を全て受け取れば契約は終了する点に注意しましょう。
遺族のための死亡保障が無くなるのを懸念するなら、別に死亡保険へ加入することも検討した方が無難です。
「三大疾病保障プラン」
保険のドリル読者
日本人の死因の常に上位の病気ですし、死亡保険で保険金が下りればありがたいです。
そこで「三大疾病保障プラン」について教えて下さい。
松葉 直隆
がん・心疾患・脳血管疾患にしっかり備えたいなら!
厚生労働省の報告では、常に日本人の死因上位として三大疾病(悪性新生物・心疾患・脳血管疾患)がランキングされています。
下表を参考にしてください(出典:厚生労働省「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」結果の概要)。
死因 | 総数 | 割合 |
1位:悪性新生物(がん) | 373,547人 | 27.4% |
2位:心疾患 | 208,210人 | 15.3% |
3位:老衰 | 109,606人 | 8.0% |
4位:脳血管疾患 | 108,165人 | 7.9% |
5位:肺炎 | 94,654人 | 6.9% |
全死因 | 1,362,482人 | 100% |
悪性新生物・心疾患・脳血管疾患だけで、日本人全体の死因の50.6%を占めています。
この深刻な状況を考慮し、三大疾病いずれかを発症した場合も保険金支払いの範囲としているのが「三大疾病保障プラン」です。
「三大疾病保障プラン」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満5歳~満80歳
- 保険期間:終身
- 保険料払込回数:月払、半年払、年払
- 保険料決済方法:口座振替
- 保険金額:200万円~最高5億円
「三大疾病保障プラン」の保険内容を紹介
「三大疾病保障プラン」の保障内容と保険料例について説明します。
保障内容
まずは死亡保障で契約し、一定の年齢に達すれば事情の変更に合わせてコース選択をします。
(1)三大疾病保険金
所定の悪性新生物・心疾患・脳血管疾患に該当したら受け取れる保険金です。
保険金額100万円~最高5億円(告知のみで申し込む場合、最高1,500万円)まで設定できます。
(2)死亡・高度障害保険金
告知のみで申し込む場合、保険金額200万円~最高5億円(告知のみで申し込む場合、最高2,000万円)設定可能です。
(3)保険料払込免除
被保険者が責任開始期以後、発生した不慮の事故で180日以内に所定の身体障害状態となったとき、以後の保険料が免除されます。
保険料例
事例をあげて、どのくらいの月払保険料になるか見てみましょう。
(例)月払保険料
- 保険金額:200万円
- 保険料払込期間:終身
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
20歳 | 4,088円 | 3,722円 |
30歳 | 5,124円 | 4,586円 |
40歳 | 6,548円 | 5,670円 |
50歳 | 8,878円 | 7,340円 |
活用法と注意点をチェック!
三大疾病保障プランは医療保険・がん保険のように、入院保障・手術保障等が用意されていません。
しかし、まとまった保険金が一気に受け取れるので、入院・手術・通院で長期するための費用を十分賄うことが可能です。
ただし、がん・心疾患・脳血管疾患それぞれ、支払い条件が異なる点へ注意しましょう。
がん(悪性新生物)
がん(悪性新生物)の場合、保障の開始について3カ月の待ち期間(免責期間)がある他、初めてがん(悪性新生物)と診断確定されることが必要です。
心疾患(急性心筋梗塞)
心疾患(急性心筋梗塞)の場合、急性心筋梗塞を発病してから、初めて医師の診療を受けた日から、その日を含めて60日以上にわたり、労働の制限を必要とする状態が継続したと、医師によって診断されることが必要です。
脳血管疾患(脳卒中)
初めて医師の診療を受けた日から、その日を含めて60日以上にわたり、言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと、医師によって診断されることが必要です。
「アフラックの終身保険 どなたでも」
保険のドリル読者
そこで「アフラックの終身保険 どなたでも」について教えて欲しいです。
松葉 直隆
健康状態に拘わらず入れる保険!?
過去に大きな病気やケガで入院治療したり、持病があったりすると死亡保険の場合も加入を断れてしまうことはあります。
しかし「アフラックの終身保険 どなたでも」は、名称通り誰でも加入できる終身保険です。
つまり、申し込む際の健康告知は不要です。
死亡保険金額は30万円~300万円まで設定でき、月々2,000円から1,000円単位の保険料で契約可能です。
「アフラックの終身保険 どなたでも」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満40歳~満80歳
- 保険期間:終身
- 保険料払込回数:月払、半年払、年払
- 保険料決済方法:口座振替
- 死亡保険金額:30万円~300万円
「アフラックの終身保険 どなたでも」の保険内容を紹介
「アフラックの終身保険 どなたでも」の保障内容と保険料例について説明します。
保障内容
死亡保険金・災害死亡保険金が設定されています。
【死亡保険金・災害死亡保険金】
死亡保険金額は30万円~300万円まで設定でき、月々2,000円から1,000円単位の保険料で契約可能です。
不慮の事故で被保険者が死亡した場合は、死亡保険金へさらに金額を上乗せした災害死亡保険金が受け取れます。
保険料と保険金の例
事例をあげて、受け取れる保険金額について見てみましょう。
(例)月払保険料4,000円の場合
- 保険料払込期間:終身
①男性
契約年齢/性別 | 病気死亡 | 災害死亡 |
20歳 | 1,114,800円 | 4,459,200円 |
30歳 | 838,000円 | 3,352,000円 |
40歳 | 604,400円 | 2,417,600円 |
50歳 | 392,000円 | 1,568,000円 |
②女性
契約年齢/性別 | 病気死亡 | 災害死亡 |
20歳 | 1,372,000円 | 5,488,000円 |
30歳 | 1,073,200円 | 4,292,800円 |
40歳 | 788,800円 | 3,155,200円 |
50歳 | 512,400円 | 2,049,600円 |
活用法と注意点をチェック!
「アフラックの終身保険 どなたでも」は、告知不要で誰でも気軽に申込できる点が魅力です。
更に終身保険なので一生涯の保障が約束され、持病・健康へ自信の無い方々にとって頼もしい商品となることでしょう。
ただし、前述したように設定保険金額はとても限定されています。
告知を気にしなくて良いのは良いのですが、健康に不安の無い方々はまず通常の死亡保険へ申し込みを行いましょう。
また、持病・健康へ自信の無い方々でも保険担当者とよく相談すれば、「かしこく備える終身保険」へ【特別保険料率に関する特則】を付加して加入できる場合もあるはずです。
「アフラックの終身保険 どなたでも」は、加入のための最後の手段として検討した方が良いでしょう。
まとめ
アフラックの死亡保険6商品の内容や保険料例から活用方法・注意点までを解説してきました。
同じ死亡保険でも、それぞれ特徴の違う商品だったと思います。
ご自分のニーズをしっかりと把握して、どの保険商品が合っているのかをしっかりと見極めるようにしましょう。
そして、見極めた上で、契約条件・給付条件を慎重に確認してから申込へ進むようにしましょう。