プルデンシャル生命保険の実力ここにあり!実際に営業を受けた体験談・前編

「プルデンシャル生命」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。

個人的には「強そう」な印象を抱いていた。日焼けした肌、高そうなスーツ、ゴリゴリの7:3分け。趣味は筋トレ、ギラギラする成功者。

失礼だが、そんなマッチョ集団のイメージがプルデンシャル生命にはある。

しかし、不思議に思わないだろうか。そんなパワー系の営業ばかりなら、誰がプルデンシャル生命と契約するだろうかと。

パワー系の営業だけならありえない!顧客満足度1位

そして、プルデンシャル生命は「第三者調査機関の調査において、2年連続3部門で1位も取っている。

もし、ゴリゴリ押しの強い営業を受けていたら、契約まではこぎつけても数年後には解約を考えるだろう。

おそらく、プルデンシャル生命にはそれ以外の魅力がある。

商品自体が優れているか、それとも営業の中身か――いずれにせよ、聞かない手はない。

そこで、無謀にもプルデンシャル生命へ電話した。

保険のドリル読者

プルデンシャル生命保険株式会社さんの営業を受けてみたいです。内容は録音し、公開しますがよろしいでしょうか?

保険会社にとって、営業の中身はトップ・シークレット。ダメ元での依頼だったが、なんとご快諾いただけた。

そして実際に、プルデンシャル生命のLP(ライフプランナー)であるMさんに保険の営業をしていただいた。

これは、実際にプルデンシャル生命のセールストークを伺った体験談だ。

契約は、3回目までしないんです

トイアンナ

トイアンナ

こんにちは。さっそくなのですが、私は本気で保険の見直しを検討していまして。

できれば、保険の相談にじっくり乗っていただきたいんです。

Mさん

ありがとうございます。ただ、実は……

契約の前に、3回はお客様とお会いするようにしたいんです。

じっくりとお話をうかがって初めて、わかることが多いもので。

1回目の今日は、トイアンナさんのお話をうかがいたいです。

トイアンナ

トイアンナ

えっ、契約しないんですか? 

これまで私が受けてきた保険の営業は、すべて当日契約か、遅くても1週間後には……って話でしたよ?

Mさん

そうなんですね(苦笑)。

ただ、トイアンナさんがいま「保険を必要だ」とお考えでも、本当に保険が必要かは、お話をうかがって見えてくる部分もあると思うんです。

Mさん

プルデンシャルでは、ミッションとして、

顧客が「経済的な保障と心の平和を得ることができるように、最高のサービスを提供する」

を掲げています。

経済的な保障や心の平和は、プルデンシャルの保険以外で手に入る可能性もありますよね。

それは、トイさんのご事情を詳しく聞いてからご提案したいと思っています。

トイアンナ

トイアンナ

えっ、でも、ご相談した結果「プルデンシャルじゃなくていいや」と思ったらどうするんですか?

Mさん

そのときは、他の保険会社や投資銀行などへ相談するようお話ししています。

私はプルデンシャル生命保険のライフプランナーですから、プルデンシャルにある商品以外はおすすめできません。

ですから、複数の保険会社を比較できる窓口へ行くという選択肢を提示することもあります。

 

―またまた、とこの時は話半分で切り上げた。

ところが、その後具体的な相談をしたとき、確かに「それなら今ご契約されている、〇〇生命保険の契約を続けたほうがいいですね」と言われ、のけぞってしまった。

せっかくの保険営業なのに、他社を勧めたら彼の時間はパァだ。

しかし、だからこそ私はMさんを信頼する。

この人は、私の人生のことを本気で考えて、最適な提案をしてくれる人だ」と。

誰にも話したことのないことまで……

話を当日に戻そう。

Mさん

よろしければ、まずは家族構成から教えていただけますか?

トイアンナ

トイアンナ

えっと、まず両親がいて、私は長女です。ただ、母は再婚で、私の父は2番目の夫に当たります。

母には最初の夫との間に2人の娘がいます。

つまり、「私は長女だけれども、姉もいる」状態です。

Mさん

なるほど、ブログで書いていらっしゃることは、そのままなんですね

 

―混乱した。

私は取材依頼をプルデンシャル生命保険の”広報経由”で行っている。

つまり、ライフプランナーのMさんには「トイアンナという人が、営業行為を取材したいらしい」というところまでしか情報は行っていないはずだ。

それなのに、忙しい時間の合間を縫って、私のブログを読んでいる

しかも、私のブログで「家庭環境はこうです」なんて要約はない。

散文のように書かれた家族の情報をもとに、すでに”こういう家庭だろう”とアタリをつけていたわけだ。

ここで、プロの手腕に震えた。

私のファンだって、ここまで私のことを知りはしないだろう。

この人に隠し立てはできない。

誰にも話したことのない秘密まで……

貯金の少なさや、家族関係なんて伏せて相談したい。

でも、確かに保険の種類をどうするかは、これから手にする資産状況ですべて変わるのだ。言うしかあるまい!

(でも、プルデンシャル生命の想定する顧客イメージにそぐわなかったらどうしよう……)と、ここから自分が契約できない可能性を考え始めた。

Mさん

ブログや書籍では家族関係の難しさもテーマに書かれていましたけれど、ご家族の資産を相続されたいとお考えですか? 

まずは相続を想定しない前提で、ご自身の貯金の額をお聞きしてもよろしいでしょうか。

トイアンナ

トイアンナ

少ないですよ。本当に少ないんですが、〇〇万円くらいです……(笑)

Mさん

確かにひどい(笑)でも、仕事ができる方はね、確かに貯金をしないんですよ。稼げちゃうからですよね

 

―お叱りを受けて、その後すぐにフォローしてもらえる。これは営業テクニックだと私も分かる。分かるけど、嬉しい。

「あなたはプルデンシャル生命にはふさわしくない」って思われたらどうしようかと不安だったから。

トイアンナ

トイアンナ

ただ……今後が不安です。ライターは腕1本で稼ぐ仕事なので。

極端ですが、事故って腕が吹っ飛んだらどうしようって。

Mさん

不安はありますよね。労働集約型のお仕事ですし。

今後って、どんな風に事業を続けられたいんですか。

 

―不思議だ。

気づけば私は、自分の夢を語っていた

保険の相談をしにきたはずなのに。

初対面の相手、それも取材でうかがった相手に年収から貯蓄、家族との悩みまで話している。

こんなの、もはや保険の営業じゃない。人生相談だ。

ライターとして大っぴらに自分のことを書いてきたとはいえ、出会ったばかりの人へ年収や貯蓄、ましてや「親の遺産」なんて話したことはない。

家族とだって、まともに遺産の話をしたことがない人が多数派ではないか。

私は、学生時代に葬儀業界を経験した。

そこで「大した資産もないんだし、残った子で分ければいいんだよ」と適当に親が投げたせいで、残った家の便座1枚をも奪い合う凄惨な遺産トラブルを見てきた。

資産が少ないからこそ、奪い合いになるのだ。

適当な相続準備ほど、怖いことはない。

だから、誰かに相談しなければ

でも、誰に? 

私の脳はそこで止まっていた。

生まれながらの資産家でもなければ、相続専門の会計士なんてついていないだろう。

しかし、「誰に相談しよう」の答えが、まさかプルデンシャル生命保険のライフプランナーだったとは。

今、私は丸ごとプライバシーをMさんに預け、私の人生を肯定し、受け止めてもらっている。

もちろん言いなりになるわけではない。

だが、「初めて聞いてもらえた」というありがたさは、確かに残る。

そこまで話が進んでも、契約にはならない

思わず私は、「プルデンシャル生命さんの範囲で、どんな保険がいいか教えてください」と問うていた。

私の遺産は、未婚のままなら親や姉の子に移る。

日本の法律には”遺留分”という制度があり、遺言で「全額寄付」を指定しようが一部の相続が親族へ行くことは避けられない。

これを回避できるのが、生命保険だ。

生命保険は、受け取る人を選択できる

だから、好きな人へ確実にお金を遺したいなら生命保険は第一の選択肢だ。

相続という観点だけでも、生命保険は考えたい。

だが、Mさんは変わらなかった。

Mさん

今回は、じっくりお話をさせてください。

取材ですから、掲載の都合もあるとは思います。

それでも、トイアンナさんにとって最適なご提案をさせていただくためには、彼氏さんと結婚されるつもりなのかや、彼氏さんへお金を遺したいかもうかがいたいですから。

 

―と、立場を譲らなかった。

ここまで人生で「聞き役」をされたことがあるだろうか? 

顧客が「とっとと契約したい」と感じているにもかかわらず……? 

そして、Mさんは衝撃の一言を放った。

Mさん

実は、トイアンナさんにとって必要なのは「相続対策」じゃないかもしれないんです。

――プルデンシャル生命保険の実力ここにあり!実際に営業を受けた体験談・後編へつづきます。