SOMPOひまわり生命保険の収入保障保険を徹底解説!

記事監修者紹介
松葉 直隆 大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。  その後、2016年6月より保険のドリルをはじめとする保険媒体の記事監修を務める。

SOMPOひまわり生命は、「じぶんと家族のお守り」という収入保障保険を販売しています。

この「じぶんと家族のお守り」は、死亡・高度障害保障の他、就労不能、メンタル疾患・七大疾病へのサポートがカスタマイズできる商品なので、申込を予定している方々も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「じぶんと家族のお守り」の特徴と活用法について解説していきます。

また、他社の競合商品との比較もしますので、「じぶんと家族のお守り」のメリット・デメリットについても併せて解説をします。

この記事の要点
  • 収入保障保険ってどんな保険かを解説
  • 「じぶんと家族のお守り」の内容と活用法の解説と口コミを紹介
  • 「じぶんと家族のお守り」と「FWD収入保障」を比較
  • 保険の新規加入や見直しを検討するなら、相談員の約97%が国家資格であるFPの資格を所持している「ほけんのぜんぶ」無料で相談することをおすすめします。

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SOMPOひまわり生命の収入保障保険

保険のドリル読者

私は会社勤めをしていますが、自分がもしもの事態になることを考え収入保障保険へ加入したいと思っています。

そこで、SOMPOひまわり生命の収入保障保険について詳しく知りたいです。

こちらでは、収入保障保険とはそもそもどんな保険か死亡・高度障害状態だけではない充実の保障内容を解説します。

松葉 直隆

収入保障保険とはどんな保険?

被保険者が死亡または高度障害状態となれば、受取人(遺族または被保険者本人)へ保険金が年金形式で下りる商品を【収入保障保険】と呼んでいます。

死亡・高度障害状態が対象となるので、各保険会社で収入保障保険は【死亡保険(定期保険)】として扱われています。

合理的な保障?

もちろん年金形式ではなく普通の死亡保険のように、一括で受け取る方法も選べますが、年金形式で受け取るより保険金総額は減ってしまいます。

また、収入保障保険の大きな特徴として、保険満期に近づくほど受け取れる保険金は逓減していくことがあげられます。

つまり、子供がまだ親の支援の必要な年齢(乳幼児~小学生くらい)では、多額の保険金がご家族へ下りることになります。

一方、子供が成長し社会人となって独立する頃には、受け取れる保険金も低減し、保険満期となれば1円も保険料は戻ってきません。

その分、払い込む保険料は軽減されており、合理的な保障が受け取れると会社員や自営業の方々に人気の高い保険商品です。

SOMPOひまわり生命は、「じぶんと家族のお守り」という収入保障保険を販売しています。

やはり申し込めるのは会社員や自営業者

実は、収入保障保険へ申し込める方々の条件は、各保険会社によって大きく異なります。

例えば、自営業者や会社員はもちろん入れますが、一定の条件でパートもOKという場合もあれば、主婦(主夫)・無職の場合でも申し込めるケースもあります。

ちなみに「じぶんと家族のお守り」では、主婦(主夫)・無職の人でも申込可能です。

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保障されるのは死亡・高度障害状態だけではない!?

収入保障保険は、各生命保険会社がその販売に力を入れている商品の一つです。

そのため、各生命保険会社は保障内容をいろいろと工夫し、他社との差別化を図った商品で競い合っています。

こちらでは、死亡・高度障害保障以外の保障内容の一例を取り上げてみます。

障害保障(就労不能)

高度障害状態(例:常時寝たきり状態、両目の失明、手足の欠損・機能不全等)とまでは至らないものの、所定の障害状態となった被保険者に年金や一時金が下りる保障です。

SOMPOひまわり生命「じぶんと家族のお守り」では、この就労不能の保障が設定できます

メンタル疾患保障

メンタル疾患で仕事ができない状態となった場合も、保障範囲に含める商品があります。

同様に被保険者へ年金や一時金が下りる保障です。

SOMPOひまわり生命「じぶんと家族のお守り」では、このメンタル疾患の保障が設定できます

特定疾病保障

被保険者が特定疾病(例:がん・心疾患・脳血管疾患等)で入院等をした場合、被保険者に年金や一時金が下りる保障です。

また、商品の中には三大疾病を発症した場合、以後の保険料が免除される商品もあります

SOMPOひまわり生命「じぶんと家族のお守り」では、この特定疾病(七大疾病)への保障が設定できます

介護保障

被保険者が公的介護保険制度で設定されている要介護認定に該当した場合、被保険者に年金や一時金が下りる保障です。

たとえ要介護認定されなくても、所定の条件に該当すれば保障が受けられます。

そんなにメンタル疾患は深刻なの?

「じぶんと家族のお守り」で保障範囲とされている【メンタル疾患(精神疾患)】ですが、やはり『それほど深刻な病気なのか?』と疑問を感じる方々も多いことでしょう。

無責任な言葉は刃物と同じ

確かに、うつ病・統合失調症等は発症したからと言って、直ちに生命・身体へ深刻な事態を及ぼすわけではありません。

また、うつ病等は『弱い心の持ち主が発症する』『性根が弱い』『単なる仮病』と考えている方々も残念ながらいます。

そんな一方的で偏屈な視点から、メンタル疾患となった人に対し叱咤激励という名目で、辛辣な言葉を浴びせる心無い人も数多く存在します。

最悪は自殺と言う結果を招くことも

しかし、これらメンタル疾患(精神疾患)が悪化すれば、取り返しのつかない事態ともなります。

以下の表をご覧ください。

厚生労働省では、精神疾患が原因の自殺者の割合を次のように発表しています(出典:厚生労働省「自殺の統計:各年の状況 平成30年中における自殺の状況」)。

健康問題に関する自殺 自殺者数 割合
うつ病 4,213人 約40.4%
その他の精神疾患 1,277人 約12.3%
統合失調症 965人 約9.2%
精神疾患全体 6,455人 約61.9%
健康問題に関する自殺者全体 10,423人 100%

健康問題に関する自殺の内、精神疾患が原因となった自殺は6割を超えています

「じぶんと家族のお守り」の基本情報!

保険のドリル読者

SOMPOひまわり生命「じぶんと家族のお守り」に、非常に興味があります。

そこで「じぶんと家族のお守り」の特徴を詳しく教えて下さい。

こちらではじぶんと家族のお守り」の基本設定と保険料例について解説します。

松葉 直隆

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「じぶんと家族のお守り」の特徴は?

「じぶんと家族のお守り」とは、被保険者の死亡・高度障害状態の他、就労不能(メンタル疾患も含む)や七大疾病も保障される収入保障保険です。

また、保険料の払込方法は【平準払込方式】【逓減払込方式】の2つの内どちらかを選べ、ご自分に有利と思える方法で支払うことができます。

その他、健康な人ほど保険料が割り引かれる【健康体料率】も設定されています。

仮に契約時、所定の条件に合わず保険料が割り引かれなくても、契約日からその日を含めて2年以上かつ5年以内に保険料率変更ができる、【健康チャレンジ祝金制度】も用意されています。

「じぶんと家族のお守り」の保険内容は次の通りです。

  • 契約年齢:20歳~70歳
  • 保障月額:5万円〜3億円(年金受取総額の最高額)
  • 保険期間:45歳~80歳
  • 保険料払込期間:45歳~80歳
  • 払込回数:月払・半年払・年払
  • 払込方法:口座振替またはクレジットカード払、郵送振込

「じぶんと家族のお守り」の基本保障と健康体料率の紹介!

こちらでは基本保障について説明します。

「じぶんと家族のお守り」の基本保障

基本保障は、次の遺族・高度障害年金のみとなります。

【遺族・高度障害年金】

被保険者の死亡または高度障害状態に備え、保障月額5万円から3億円(年金現価保険金額)まで、1万円単位の設定が可能です。

最低保証期間は2年または5年が設定できます。

各保険料払込方式との組み合わせは次の通りです。

  • 最低保証期間2年→逓減払込方式・平準払込方式
  • 最低保証期間5年→平準払込方式

この逓減払込方式・平準払込方式の特徴に関しては後述します。

健康体料率とは

所定の健康状態に該当すれば、保険料の軽減が期待できるユニークな仕組みです。

被保険者の喫煙状況や健康状態によって、

  • 標準体保険料率
  • 喫煙者健康体保険料率
  • 非喫煙者標準体保険料率
  • 非喫煙者健康体保険料率

の4つに区分されます(健康体料率特約)。

健康体料率の判定基準

喫煙歴・BMI値・血圧値の判定基準は次の通りです。

①喫煙歴

  • 過去1年以内にタバコを吸わない
  • 唾液検査(コチニン検査)で陰性の場合

→非喫煙者と判断

②BMI値

BMI=体重kg/(身長m)2

18.0<BMI< 27.0 (男女・年齢問わず)

身長に応じた理想の体重は次の通りです。

身長 体重
150cm 41~60kg
160cm 46~68kg
170cm 52~77kg
180cm 58~87kg
190cm 65~97kg

③血圧値

血圧値 数値
最低血圧値 90mmHg未満
最高血圧値 140mmHg未満

健康体料率はこう決まる

前述した諸条件を組み合わせ、次のように区分されます。

  • ①喫煙歴・②血圧値・③BMI値が所定の基準を満たさない→標準体保険料率
  • ①非喫煙者に該当しない(検査で陽性)が、②血圧値・③BMI値は所定の基準を満たす→喫煙者健康体保険料率
  • ①過去1年以内喫煙せず非喫煙者に該当する(検査で陰性)が、②血圧値・③BMI値は所定の基準を満たさない→非喫煙者標準体保険料率
  • ①過去1年以内喫煙せず非喫煙者に該当(検査で陰性)し、②血圧値・③BMI値も所定の基準を満たす→非喫煙者健康体保険料率

仮に契約時、最も保険料が割安になる【非喫煙者健康体】と判定されなくても、契約日からその日を含めて2年以上かつ5年以内に保険料率変更のできる、【健康チャレンジ祝金制度】が用意されています。

再チャレンジの機会はまだまだあります。

「じぶんと家族のお守り」の保険料例を紹介!

保険料の払込方法である【平準払込方式】【逓減払込方式】の2つに分けて、毎月の保険料負担をみてみましょう。

平準払込方式

平準払込方式は保険料払込期間を通じ、保険料が変わらない払込方式です。

毎月の保険料は次の通りです。

(例)基本保障のみの場合

  • 契約者:35歳男性
  • 収入保障年金額:月額20万円
  • 保険期間:60歳満了
  • 最低保証期間:2年
保険料率 月払保険料
標準体 5,440円
喫煙者健康体保険 5,240円
非喫煙者標準体 4,880円
非喫煙者健康体 3,640円

非喫煙者健康体は条件が厳しい分、かなり保険料が軽減されています。

事例で健康チャレンジ祝金を使わず保険満期になった場合、払い込む保険料は次の通りです(標準体)。

5,440円×12ヶ月×25年間=1,632,000円

払込保険料累計は1,632,000円となります。

逓減払込方式

逓減払込方式は保険料払込期間を通じ、5年ごとに加入時の保険料の5%相当額が徐々に減少していく払込方式です。

前述した事例(標準体)の場合、次のように保険料が推移します。

経過年齢 月払保険料
35歳~40歳 6,080円
40歳~45歳 5,780円(-約4.9%)
45歳~50歳 5,480円(-約9.8%)
50歳~55歳 5,160円(-約15.1%)
55歳~60歳 3,040円(-約50.0%)
払込保険料累計 1,532,400円

保険満期が近い55歳~60歳時、50%も保険料が減額されます。

契約当初の負担は平準払込方式より重くなりますが、長期的にみれば逓減払込方式を選んだ方がお得です。

「じぶんと家族のお守り」の特約を紹介!

保険のドリル読者

「じぶんと家族のお守り」は、健康に気を付けていれば、その分保険料で得する収入保障保険のようですね。

それでは次に、「じぶんと家族のお守り」のオプションについて詳しく知りたいです。

こちらでは就労不能に関する特約】・【七大疾病に関する特約】などの特約について解説します。

松葉 直隆

じぶんと家族のお守りは「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

就労不能に関する特約

【就労不能保障特約】を付加すれば、「じぶんと家族のお守り」では就労不能になった場合、就労不能年金が受け取れます

給付条件は次の通りです。

  • 障害等級1級または2級状態に該当していると認定され、障害基礎年金の受給権が生じた
  • 所定の就労不能状態に該当

なお、障害等級1級とは他人の介助を受けなければ、ほとんど日常生活を送ることもできない状態が該当します。

一方、障害等級2級の場合、必ずしも他人の助けは必要ではないが、日常生活が困難で労働することもできない状態を指します。

なお、こちらの特約ではメンタル疾患が保障されません

メンタル疾患に関する特約は、後述するメンタル疾患保障付七大疾病保障特約となります。

七大疾病・メンタル疾患に関する特約

【メンタル疾患保障付七大疾病保障特約】と呼ばれ、特約年金支払期間(2年間または5年間)満了まで、生活サポート年金が受け取れます

給付条件は次の通りです。

  • 七大疾病により所定の事由へ該当した
  • 所定のメンタル疾患(統合失調症・統合失調症型障害および妄想性障害、気分[感情]障害、摂食障害等)により60日以上継続して入院

なお、七大疾病とは、悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中・肝硬変・慢性腎不全・糖尿病・高血圧性疾患です。

特に悪性新生物(がん)、急性心筋梗塞(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)は三大疾病と呼ばれ、日本人の死因の50.6%を占めます(出典:厚生労働省「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」結果の概要)。

その他の生活習慣病も、放置すれば深刻な事態になる病気ばかりです。

また、この特約は2年間または5年間と期間が決まっています(特約年金支払期間)。

七大疾病も長期療養が必要となるケースはあるものの、メンタル疾患もかなり長期の入院療養が必要です(出典:厚生労働省「平成29年(2017)患者調査の概況」)。

精神及び行動の障害 平均在院日数
統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害 531.8日
気分(感情)障害 113.9日

統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害に至っては、1年半近くも入院が必要となります。

そのため、なるべく特約年金支払期間を5年で設定し、手厚いサポート内容を備えておいた方が無難です。

その他の特約を紹介!

保険料が免除される特約や、余命6ヵ月以内と判断された場合に保険金が受け取れる特約もあります。

七大疾病・就労不能保険料免除特約

七大疾病の所定の事由、障害等級1級または2級等、所定の就労不能状態のいずれかに当てはまったら、以後の保険料が免除される特約です。

リビング・ニーズ特約

被保険者が余命6ヵ月以内と判断されたとき、年金の一時支払額の全部または一部を、被保険者の生前に受け取れる特約です。

特に七大疾病・就労不能保険料免除特約を付加すれば、所定の条件に該当すると保険料は払う必要が無くなります。

ご家庭の負担もかなり軽減されるので、なるべく付加しておいた方が良い特約と言えます。

「じぶんと家族のお守り」の活用法とは?

保険のドリル読者

「じぶんと家族のお守り」の保障内容は興味深いものばかりだったので、契約の際はよく考えて保障をカスタマイズしたいですね。

それでは、自分にもしもの事態が起きた場合には、どれくらいの保険金が貰えるのか知りたいです。

こちらでは、様々なケースを想定して保険金の年金受取額をシミュレーションしてみます。

松葉 直隆

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死亡・高度障害に関する保障をシミュレーション!

事例をあげて、遺族・高度障害年金に関する年金受取額をみてみましょう。

(例)標準体保険料率の場合

  • 契約者:35歳男性
  • 収入保障年金額:月額20万円
  • 保険期間:60歳満了
  • 最低保証期間:2年
  • 月払保険料:5,440円(平準払込方式)

ケース1

契約者(被保険者)35歳(契約日に属する月)で死亡

年金月額20万円×300ヶ月(25年)=6,000万円

ケース2

契約者(被保険者)45歳(契約日から10年経過)で死亡

年金月額20万円×240ヶ月(20年)=4,800万円

ケース3

契約者(被保険者)55歳(契約日から20年経過)で死亡

年金月額20万円×60ヶ月(5年)=1,200万円

ケース4

契約者(被保険者)64歳(契約日から29年経過)で死亡

年金月額20万円×24ヶ月(※2年)=480万円

※ケース4の場合、本来なら1年分しか年金は受け取れないはずですが、最低支払保証期間を2年で設定しているので、このようなケースでも問題なく2年分の年金が受け取れます

就労不能に関する保障をシミュレーション

こちらでも事例をあげて、就労不能年金に関する年金受取額をみてみましょう。

(例)標準体保険料率の場合

  • 契約者:35歳男性
  • 収入保障年金額:月額20万円
  • 保険期間:60歳満了
  • 最低保証期間:2年
  • 就労不能保障特約:付加
  • 七大疾病・就労不能保険料免除特約:付加
  • 月払保険料:8,240円(平準払込方式)

次のようなケースで就労不能年金の給付が受け取れます。

  1. 55歳のとき関節リウマチを発症、骨や軟骨が壊れ、関節が動かせなくなった。
  2. 治療を実施したものの病気の進行を止めることが叶わず、家の中はつかまり立ち、外出は車いすが必要となり、行動が大幅に制限される。

→障害等級2級と認定

経過年数 年額
55歳 240万円
56歳 240万円
57歳 240万円
58歳 240万円
59歳 240万円

60歳(満期)

合計1,200万円

なお、七大疾病・就労不能保険料免除特約も付加されているので、保険料払込は不要となります。

七大疾病に関する保障をシミュレーション

こちらでも事例をあげて、生活サポート年金に関する年金受取額をみてみましょう。

(例)標準体保険料率の場合

  • 契約者:35歳男性
  • 収入保障年金額:月額20万円
  • 保険期間:60歳満了
  • 最低保証期間:2年
  • メンタル疾患保障付七大疾病保障特約:付加(特約年金支払期間:2年間)
  • 七大疾病・就労不能保険料免除特約:付加
  • 月払保険料:8,440円(平準払込方式)

次のようなケースで生活サポート年金の給付が受け取れます。

  1. 40歳のとき体重の著しい減少があり、胃炎や胃潰瘍を疑って検査した。
  2. しかし、検査により医師から胃がんと診断確定された。
経過年数 年額
40歳 240万円
41歳 240万円

特約年金支払期間が2年間なので、合計480万円が受け取れます

医療保険でがん治療サポートの備えをしていなかったり、がん保険に加入していなかったりした場合は頼りになる年金と言えます。

なお、七大疾病・就労不能保険料免除特約も付加されているので、保険料払込は不要となります。

「じぶんと家族のお守り」と「FWD収入保障」を比較!

保険のドリル読者

FWD富士生命の「FWD収入保障」もユニークな保障が用意された商品と言われていますね。

そこで、「じぶんと家族のお守り」と「FWD収入保障」の特徴の違いを知りたいです。

こちらでは、FWD富士生命「FWD収入保障」とは「じぶんと家族のお守り」と「FWD収入保障」の比較について解説します。

松葉 直隆

FWD富士生命の保険も「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

 FWD富士生命「FWD収入保障」の特徴

FWD富士生命の「FWD収入保障」は、要介護1以上の状態になった契約者(被保険者)を保障する収入保障保険です。

介護リスクは高齢者のみならず、働き盛りの方々でもケガや病気が原因で要介護となる事態は十分考えられます。

介護年金は生活支援特則として付加でき、遺族・高度障害年金と同様に毎月給付金が受け取れます

「FWD収入保障」の契約内容は次の通りです。

  • 契約年齢:20歳~70歳
  • 保障月額:5万円〜
  • 保険期間・保険料払込期間:50歳~80歳かつ10年以上
  • 払込回数:月払・半年払・年払
  • 払込方法:口座振替またはクレジットカード払

「じぶんと家族のお守り」と「FWD収入保障」の比較!

こちらでは「じぶんと家族のお守り」と「FWD収入保障」の特徴を比較してみましょう。

比較 「じぶんと家族のお守り」 「FWD収入保障」
契約年齢 20歳~70歳 20歳~70歳
保障月額 5万円〜 5万円〜
就労不能(障害)
介護 ×
メンタル疾患 ×
生活習慣病 △(保険料免除のみ)

障害状態が原因で就労不能となった場合は双方とも保障されます。

しかし「じぶんと家族のお守り」では、介護保障が無いものの、メンタル疾患や生活習慣病が保障されます

どこを重視して選ぶ?

前述したようにメンタル疾患は放置すれば、最悪のケースになる場合もあり、油断できない心の病気です。

職場の人間関係やお客のトラブルで、精神的な疲労が気になる場合は「じぶんと家族のお守り」を選んだ方が良いでしょう。

その他、生活習慣病が気になる方々も「じぶんと家族のお守り」がおすすめです。

特定疾病の発症や入院等で年金が受け取れる保障は、「FWD収入保障」にはありません(ただし、保険料免除措置はあり)。

一方、介護リスクを厚くしたいなら「FWD収入保障」が最適です。

働き盛りの方々は要介護認定についてなかなかピンと来ないかもしれません。

しかし、40歳~64歳までの方々でも、次の16種類の特定疾病に該当した場合、要介護認定が受けられます。

  • がん(ただし末期がんの場合)
  • 関節リウマチ
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 後縦靭帯骨化症
  • 骨折を伴う骨粗鬆症
  • アルツハイマー病、脳血管性認知症等の初老期における認知症
  • パーキンソン病関連疾患
  • 脊髄小脳変性症
  • 脊柱管狭窄症
  • 早老症
  • 多系統萎縮症
  • 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
  • 脳梗塞、脳出血等の脳血管疾患
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 肺気腫、慢性気管支炎等の慢性閉塞性肺疾患
  • 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

がん・心疾患・脳血管疾患や事例であげた関節リウマチも、この特定疾病の中に入っています。

16種類の疾病いずれも厄介なものばかりです。

要介護1という早い段階でこれらの厄介な疾病の介護保障を受けたいなら「FWD収入保障」を選びましょう。

「じぶんと家族のお守り」の評判は?

保険のドリル読者

「じぶんと家族のお守り」は、ユニークな仕組みやメンタル疾患の保障もあって興味が湧いてきました。

そこで、申込む前に「じぶんと家族のお守り」の保険利用者が、どんな感想を持っているか知っておきたいです。

こちらでは「じぶんと家族のお守り」を利用する方の感想を紹介しましょう

松葉 直隆

保険の見直しも「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)

肯定的な口コミ

「じぶんと家族のお守り」の利用者は、ユニークな健康体料率や、メンタル疾患・七大疾病でも年金を受け取れる点について、評価する口コミが多いです。

一部を取り上げます。

28歳男性(満足度100点/100点)

健康体料率で保険料がお得になると聞いて申し込みました。

私はタバコは吸いませんし、身長・体重も普通で血圧も高く無いです。

おかげで非喫煙者健康体保険料率になり、毎月の保険料が軽減されてありがたいです。

また、メンタル疾患も年金サポートの範囲なのは助かります

なんせ、お客のクレームを担当する部署なので、うつ病のリスクは否定できませんから。

とはいえ、今後も適度なストレス発散、健康管理には気を付けたいですね。

40歳男性(満足度100点/100点)

中高年以降になって心配な七大疾病はもちろん、メンタル疾患の年金保障が受けられるので加入しました。

がんも怖いですが、やはり人間関係も怖いです。

いつ精神が病んでしまうかわかりません。

怖い生活習慣病やメンタル疾患にも備えることができて安心ですね。

ただし、一家の大黒柱としては、保障を受ける事態になることこそ「損」と考え、体調には注意したいです。

批判的な口コミ

「じぶんと家族のお守り」の利用者の中には、本商品に不満を抱く口コミはほとんどありませんでした

利用者の皆さんは概ね保障に満足し、その内容を納得した上で加入したと言えるでしょう。

ただし、次のような指摘がありました。

51歳男性(満足度50点/100点)

健康体料率特約で保険料が安くなるときいて、「じぶんと家族のお守り」に申し込んだ。

1年以上たばこを吸っておらず、『自分は非喫煙者健康体だろう』と安心しきっていたが、血圧値でひっかかってしまった

50代以降はもう少し血圧値の条件が緩くても良いだろう

結局、非喫煙者標準体の保険料率で契約することになった。

ただし、一定の年数が経過すれば、「健康チャレンジ祝金」制度も利用できる。

次回こそ非喫煙者健康体と認められるよう、健康管理を徹底したいものだ。

口コミを総括すると

「じぶんと家族のお守り」は、健康に気を付けている人ほど、健康体料率特約で保険料の安くなる可能性があります。

また、深刻な生活習慣病である七大疾病や、メンタル疾患の年金保障も受けられる点に人気が集まっていました。

七大疾病のなかでもがん・心疾患・脳血管疾患は中高年にかけて脅威となっていく生活習慣病です。

メンタル疾患は、老若男女を問わず誰でも発症する可能性があります。

これらの療養費や家族の生活費として、生活サポート年金が受け取れるのは大きな魅力です。

一方、健康体料率特約で保険料率があまり安くならなかったことへ不満を持つ人もわずかにいました。

とはいえ、最も保険料が軽減される【非喫煙者健康体保険料率】に該当しなくても、不健康と言うわけではないのでご安心ください。

再度、保険の継続期間中に健康チャレンジ祝金制度が活用できます。

再チャレンジして保険料の軽減を図ることは十分可能です。

まとめ

「じぶんと家族のお守り」は、ユニークな保険内容で働き盛りの方々の備えに最適の商品と言えます。

しかし、年金受取の条件は死亡・高度障害状態の場合、就労不能の場合、七大疾病の場合、メンタル疾患の場合とでそれぞれ異なります。

やや条件が複雑ですので、よく約款やパンフレットを確認し、納得の上で申込をしましょう。

また、内容がよくわからない時は、保険会社のカスタマーセンター等へ問いあわせてみましょう。