アクサダイレクト生命はインターネット専業の生命保険会社であり、保険商品は全てネット専用となっているので、いつでもどこでも申込手続きが可能です。
ネット専用商品なのでスピーディーな手続きが可能で、保障内容を自由にカスタマイズできる商品が多く、数多くの利用者の人気を得ています。
しかし、その反面、ネット申込という方法ならではの注意点や申込前に把握しておくべき事柄もあります。
そこで今回は、アクサダイレクト生命の特色や、販売されている主力保険商品の内容や注意点・活用法を解説します。
また、アクサダイレクト生命の主力4商品を競合他社と比較した場合のメリット・デメリットも併せて解説していきます。
- アクサダイレクト生命とはどんな保険会社?
- アクサダイレクト生命の主力4商品の紹介!
- アクサダイレクト生命への加入に際しての注意点!
- 保険の新規加入や見直しを検討するなら、相談員の約97%が国家資格であるFPの資格を所持している「ほけんのぜんぶ」で無料で相談することをおすすめします。
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目次
アクサダイレクト生命の特徴はネット専用!?
保険のドリル読者
アクサダイレクト生命の、保険商品の申込方法や保険の仕組みについて詳しく知りたいです。
松葉 直隆
ネット専用保険は手間いらず!
アクサダイレクト生命の保険商品は全てネット専用申込ですので、インターネットの環境さえ整備されているのなら、いつでもどこでもご自分でPC画面の指示に従い情報を入力することで、自分のペースで手続きが完結できます。
申し込みの際、健康診断書の写しをスキャンして貼付する必要はありません。
そのため、申込希望者の意向確認、重要事項等の確認、職業・健康状態の入力、保険料払込方法の入力等、ゆっくり行っても1時間はかからないはずです。
ただし、入力を進める途中で、何か不明な点や疑問点が生じたら、面倒でもいったん手続きを中断して、保険会社のカスタマーセンター等に問い合わせしてみましょう。
不明点・疑問点がある状態で申し込みをしてしまうと、後々保険会社との間でトラブルが発生することも考えられます。
ご自分が保険内容・仕組みに納得した上で、手続きを完了することが大切です。
アクサダイレクト生命の保険は「ほけんのぜんぶ」で相談(無料)
若者向けの商品?
ネット専用保険であるので、この申込方法ならばネット取引に慣れた20代・30代の希望者の方が得意かもしれません。
また、保険内容がシンプル、保障を自由にカスタマイズできる商品が多いので、【余計な保障を削り、その分保険料を安くしたい】方々に最適です。
しかし、【PCが苦手でネットによる申込へ抵抗を感じる人】【保険でどんな保障が自分に向いているかよくわからず、一通り必要と思われる保障を備えたい】方々には不向きと言えます。
アクサダイレクト生命の保険商品は概ね、他社と比較し保険料が安く抑えられています。
その反面、ネット申込に限定されている点や、ある程度保障内容を自分で吟味して、カスタマイズしなければいけない点に注意しましょう。
アクサダイレクト生命の主力4商品を比較
こちらでは、アクサダイレクト生命の主力4商品の特徴を比較してみましょう。
比較 | 「終身保険」 | 「終身医療」 | 「がん終身」 | 「働けないときの安心」 |
保険種類 | 死亡保険 | 医療保険 | がん保険 | 就業不能保険 |
保障期間 | 終身 | 終身 | 終身 | 定期 |
契約年齢 | 満20歳~満69歳 | 満20歳~満69歳 | 満20歳~満69歳 | 満20歳~満60歳 |
特徴 | 保障金額を細かく設定可 | 入院給付金のみから設定可 | 診断・入院給付金が基本設定 | 精神疾患も保障範囲 |
4商品ともインターネットサイトの人気保険ランキングで上位となっています。
「働けないときの安心」以外は全て終身タイプの商品ばかりです。
次章以降では、主力4商品の特徴や競合他社との比較、その注意点・活用法について解説します。
「アクサダイレクトの終身保険」の紹介!
保険のドリル読者 そこで、「アクサダイレクトの終身保険」の特徴について知りたいです。
松葉 直隆
終身保険とは?
終身保険とは一生涯の死亡保障が約束された死亡保険です。
契約者(被保険者)が中途解約しない限り、被保険者の死亡で確実に受取人(遺族)へ保険金が下ります。
ただし、確実に保険金が受け取れる仕組みのため、保険料は定期保険と比較して非常に割高となり、多額の保険金設定をすれば毎月数万円の保険料負担となることも珍しくありません。
また、終身保険には【解約返戻金】という仕組みが設けられ、資産運用に利用することもできます。
戻って来るお金の割合は【返戻率】と呼ばれ、解約のタイミングが良ければ返戻率は100%超えとなる場合もあります。
この100%超えた部分が契約者側の利益となりわけです。
ただし、終身保険では歳払済(一定の【年齢】で保険料を払い終える)、年払済(一定の【年数】で保険料を払い終える)のような払込保険料期間を設定しないと、効率よく運用できずに【元本割れ(払い込んだ保険料より受け取るお金が少ない)】を起こすことがほとんどです。
つまり、終身払(一生涯保険料を払い込み続ける方法)では、返戻率UPはなかなか見込めないことになります。
「アクサダイレクトの終身保険」の保険内容
こちらでは、「アクサダイレクトの終身保険」の保障内容と保険料例、契約内容を説明します。
「アクサダイレクトの終身保険」の保障内容
保障はシンプルですが、細かな保険金額の設定が可能です。
(1)死亡・高度障害保険金(基本設定)
病気や災害で死亡・高度障害状態になれば、200万円~4,000万円までの保険金が100万円単位で設定できます。
(2)リビング・ニーズ保険金(特約)
被保険者が医師から余命6ヵ月以内と判断されたとき、死亡保険金の全部または一部が生存中に受け取れる特約です。
オプションとして付加しても保険料はかかりません。
保険料例
こちらでは事例を挙げて、月払保険料がどの位になるか見てみましょう。
(例)
- 死亡保険金額:1,000万円
- リビング・ニーズ保険金:付帯
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
20歳 | 11,850円 | 10,400円 |
30歳 | 14,620円 | 12,620円 |
40歳 | 18,870円 | 15,820円 |
50歳 | 25,630円 | 20,700円 |
加入保険料は契約時から全く変わりませんが、契約年齢が高くなるほど保険料は高額化します。
早めに一生涯の保障を備えたいなら、できるだけ若いうちに加入しておきましょう。
契約内容
「アクサダイレクトの終身保険」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満20歳~満69歳
- 保険金額:200万円~4,000万円(100万円単位で設定可)
- 保険料払込期間:終身払
- 払込回数:月払
- 払込方法:口座振替またはクレジットカード払
「アクサダイレクトの終身保険」の注意点と活用法
こちらでは、同じようにネット申込ができるFWD富士生命「E-終身(ネット・通信販売)」と比較しながら注意点と活用法を解説します。
「E-終身」との比較
こちらでは基本情報や事例を挙げて、月払保険料や解約返戻金額(返戻率)を比較します。
(1)基本情報
「E-終身」の基本情報はネット申込の場合を参考にしています。対面・通信販売では内容が異なります。
比較 | 「アクサダイレクトの終身保険」 | 「E-終身」 |
契約年齢 | 満20歳~満69歳 | 20歳~75歳 |
保険金額 | 200万円~4,000万円 | 200万円~5,000万円 |
保険料払込期間 | 終身払 | 年払済・歳払済 |
保険料払込回数 | 月払 | 月払(ネット申込) |
(2)月払保険料や解約返戻金額(返戻率)比較
事例を挙げて比較すると次の通りとなります。
(例)
- 契約者:30歳男性
- 死亡保険金額:200万円
比較 | 「アクサダイレクトの終身保険」 | 「E-終身」 |
月払保険料 | 2,924円(終身払) | 4,566円(60歳払済) |
保険料累計額 | 1,052,640円 | 1,643,760円 |
解約返戻金額 | 725,400円 | 1,744,800円 |
返戻率(60歳時) | 68.9% | 106.1% |
「アクサダイレクトの終身保険」の注意点
「アクサダイレクトの終身保険」は終身払のみの設定なので、「E-終身」のように年払済・歳払済で設定する保険料よりも月払保険料は割安となります。
ただし、解約返戻金額・返戻率をみてもわかる通り、「アクサダイレクトの終身保険」は元本割れを起こしています。
終身払のみしか選べない以上「アクサダイレクトの終身保険」は、資産運用への利用が難しいことに注意しましょう。
「アクサダイレクトの終身保険」の活用法
しかし「アクサダイレクトの終身保険」は、毎月の保険料が安く無理なく保障継続が可能です。
確実に受取人へ保険金が下りる役割は十分果たせることでしょう。
そのため、資産運用目的で終身保険へ加入するのではなく、本来の役割である確実な死亡保障を受ける目的で加入するなら、「アクサダイレクトの終身保険」は最適な商品と言えます。
「アクサダイレクトの終身医療」の紹介!
保険のドリル読者 そこで、「アクサダイレクトの終身医療」の特徴について知りたいです。
松葉 直隆
終身医療保険とは?
終身医療保険とは、一生涯にわたり病気・ケガの治療がサポートされる保険商品のことです。
こちらも終身保険のように一度契約すれば保険料が上がらず、保険料払込回数は終身払・短期払(歳払済・年払済)が選べる商品もあります。
ただし、短期払(歳払済・年払済)を選択しても解約返戻金が受け取れるかどうかは、各商品の内容を確認しなければいけません。
なお、終身医療保険の中には一定の年齢となれば、主契約分の保険料全部または一部が返還される商品も販売されています。
終身医療保険は各社とも差別化を図ることに注力し、【保障内容を最低限にして保険料を割安にしている商品】【生活習慣病に手厚い商品】【介護保障まで設定された商品】とバラエティーに富んでいます。
ご自分のニーズに合わせ、保障内容から特色あるいろいろな商品を選ぶことができます。
「アクサダイレクトの終身医療」の保険内容
こちらでは、「アクサダイレクトの終身医療」の保障内容と保険料例、契約内容を説明します。
「アクサダイレクトの終身医療」の保障内容
入院給付金が細かく設定できる内容となっています。
(1)疾病・災害入院給付金(基本設定)
所定の病気・ケガで入院したときに備え、日額5,000円~15,000円が(61歳以上5,000円~10,000円)1,000円単位で設定可能です。
1入院60日・通算1,095日まで保障上限となります。
(2)手術給付金
手術を受けたら回数無制限で、入院手術は入院給付金日額×10倍、外来手術なら入院給付金日額×5倍の給付金が受け取れます。
なお、手術給付金は基本設定ですが取り外し可能です。
(3)死亡給付金(歳満了払のみ)
被保険者が保険料払込期間満了後に死亡した場合、受取人に入院給付金日額の10倍の給付金額が支払われます。
(4)その他
特約として【先進医療特約】【長期入院時一時金給付特約】【3大疾病保険料払込免除特約】【入院時一時金給付特約】等が付加できます。
保険料例
こちらでは事例を挙げて、月払保険料がどの位になるか見てみましょう。
(例)Ⅱ型(入院保障のみ)の場合
- 入院給付金:日額5,000円
- 保険期間・保険料払込期間:終身
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
20歳 | 605円 | 690円 |
30歳 | 850円 | 840円 |
40歳 | 1,230円 | 1,090円 |
50歳 | 1,905円 | 1,570円 |
契約内容
「アクサダイレクトの終身医療」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満20歳~満69歳
- 保険料払込期間:(60歳満了)満20歳~満50歳、(65歳満了)満20歳~満55歳、(終身)満20歳~満69歳
- 保険料払込回数:月払のみ
- 保険料決済方法:口座振替・クレジットカード払
- 入院給付金日額:(20歳~60歳)5,000円~15,000円、(61歳~69歳):5,000円~10,000円
「アクサダイレクトの終身医療」の注意点と活用法
こちらでは、同じようにネット申込専用のライフネット生命「じぶんへの保険3」と比較しながら注意点と活用法を解説します。
「じぶんへの保険3」との比較
こちらでは基本情報や事例を挙げて、月払保険料や保障内容を比較します。
(1)基本情報
「じぶんへの保険3」と基本情報を比較しても、ほとんど内容は変わりません。
比較 | 「アクサダイレクトの終身医療」 | 「じぶんへの保険3」 |
契約年齢 | 満20歳~満69歳 | 20歳~70歳 |
入院給付金日額 | 5,000円~15,000円 | 5,000円~15,000円 |
入院給付金支払限度日数 | 1入院60日・通算1,095日 | 1入院60日・通算1,095日 |
保険料払込期間 | 終身、60歳まで、65歳まで | 終身、60歳まで、65歳まで |
保険料払込回数 | 月払 | 月払 |
(2)月払保険料や保障内容を比較
事例を上げ比較すると次の通りとなります。
(例)
- 契約者:30歳男性
- 入院給付金日額:5,000円
- 保険期間・保険料払込期間:終身
比較 | 「アクサダイレクトの終身保険」 | 「じぶんへの保険3」 |
月払保険料 | 850円(基本保障) | 1,578円(基本保障) |
基本保障 | ・入院給付金 |
・入院給付金 ・手術給付金 |
3大疾病治療保障(特約付加) | 3大疾病保険料払込免除特約のみ |
・入院無制限 ・がん治療給付金 |
アクサダイレクトの終身医療の注意点
日本人の死因の上位を独占し、深刻な病気である三大疾病【がん・心疾患・脳血管疾患】の治療サポートを、手厚く備えた医療保険が各社からどんどん販売されています。
しかし「アクサダイレクトの終身医療」の場合、3大疾病治療サポートとして対応できるのは、オプションの【3大疾病保険料払込免除特約】のみです。
この特約は3大疾病を発症した場合、所定の条件に合致すれば以後の保険料が免除される措置です。
「じぶんへの保険3」のように、オプションで入院が無制限保障となったり、がん治療ため一時金が受け取れたりする保障の無い点に注意は必要です。
アクサダイレクトの終身医療の活用法
しかし「アクサダイレクトの終身医療」は、入院給付金だけから契約できるので、事例のように月払保険料800円台と破格の安さが魅力です。
ご自分に心配な病気は無いが、【不運な病気(例:新型コロナ・ウィルスなどの感染症の対策として)】または、【ケガの治療サポートへ一応備えたい】と言う方々に最適の商品と言えます。
「アクサダイレクトのがん終身」の紹介!
保険のドリル読者 そこで、「アクサダイレクトのがん終身」の特徴について知りたいです。
松葉 直隆
終身がん保険とは?
終身がん保険とは、一生涯のがん治療サポートが受けられる保険商品のことです。
こちらも一度契約すれば保険料が上がらず、保険料払込回数は終身払・短期払(歳払済・年払済)が選べる商品もあります。
ただし、がんに特化した治療サポートのため、病気やケガの治療を幅広く保障範囲とする仕組みではありません。
そのため、がん保険の他、特約または個別に医療保障を備えておいた方が無難です。
がん保険では入院保障が無制限となり、医師からがんと診断確定された時点でまとまった一時金を受け取れる商品が多いです。
「アクサダイレクトのがん終身」の保険内容
こちらでは、「アクサダイレクトのがん終身」の保障内容と保険料例、契約内容を説明します。
「アクサダイレクトのがん終身」の保障内容
がん入院給付金が無制限で保障される内容となっています。
(1)がん入院給付金(基本設定)
がん治療で入院したときに備え、日額5,000円~20,000円が5,000円単位で設定可能です。
保障は無制限となります。
(2)がん診断給付金
医師からがんと診断確定されたとき、50万円~200万円が保険期間を通じて1回のみ給付されます。
(3)その他
特約として【抗がん剤治療特約】【がん手術給付特約】【がん先進医療特約】【がん無事故給付特約】等が付加できます。
保険料例
こちらでは事例を挙げて、月払保険料がどの位になるか見てみましょう。
(例)
- 入院給付金:日額10,000円
- がん診断給付金:100万円
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
20歳 | 1,190円 | 1,060円 |
30歳 | 1,710円 | 1,440円 |
40歳 | 2,550円 | 1,910円 |
50歳 | 3,860円 | 2,450円 |
契約内容
「アクサダイレクトのがん終身」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満20歳~満69歳
- 保険料払込期間:終身払
- 保険料払込回数:月払のみ
- 保険料決済方法:口座振替・クレジットカード払
- 入院給付金日額:5,000円~20,000円
「アクサダイレクトのがん終身」の注意点と活用法
こちらでは、同じようにネット申込が出来る、楽天生命「スーパーがん保険(ネット販売)」と比較しながら注意点と活用法を解説します。
「スーパーがん保険」との比較
こちらでは基本情報や事例を挙げて、月払保険料や保障内容を比較します。
(1)基本情報
「スーパーがん保険(ネット販売)」と、基本情報を比較すれば次の通りとなります。
比較 | 「アクサダイレクトのがん終身」 | 「スーパーがん保険」 |
契約年齢 | 満20歳~満69歳 | 20歳~75歳 |
がん診断給付金 |
50万円~200万円 ※1回のみ |
50万円・100万円・150万円 ※1回のみ |
入院給付金日額 | 5,000円~20,000円 |
5,000円~30,000円 ※ただし特約で付加 |
入院給付金支払限度日数 | 無制限 | 無制限 |
保険料払込期間 | 終身 | 終身 |
保険料払込回数 | 月払 | 月払 |
(2)月払保険料や保障内容を比較
事例を挙げて比較すると次の通りとなります。
(例)
- 契約者:30歳男性
- がん診断(がん治療支援)給付金:100万円
- 保険期間・保険料払込期間:終身
比較 | 「アクサダイレクトのがん終身」 | 「スーパーがん保険」 |
月払保険料 | 1,710円(基本保障) | 3,900円(基本プラン) |
基本保障 |
・入院給付金 ・がん診断給付金 |
・抗がん剤治療給付金 ・ホルモン剤治療給付金 ・放射線治療給付金 ・手術給付金 ・がん治療支援給付金 |
「アクサダイレクトのがん終身」の注意点
「スーパーがん保険」は、基本プランで抗がん剤・ホルモン剤・放射線治療等がサポートされます。
しかし、「アクサダイレクトのがん終身」の場合、これらのがん治療サポートを望むなら、基本保障へ特約を付加することが必要です。
保険料をなるべく安く設定したいなら、ご自分でどんな保障が無いと不安かよく検討して選ぶ必要はあるでしょう。
「アクサダイレクトのがん終身」の活用法
とはいえ、がん診断給付金をそれなりに高く設定すれば(例:200万円等)、幅広い治療費のサポート・通院治療にも役立つはずです。
更に入院給付金は基本設定でかつ無制限保障なので、何回再入院しても問題なく入院保障が受けられます。
がん入院で費用負担をかけたくないなら、「アクサダイレクトのがん終身」を選ぶ方が、保険料はリーズナブルなままで手厚く入院サポートが期待できます。
「働けないときの安心」の紹介!
保険のドリル読者 そこで、「働けないときの安心」の特徴について知りたいです。
松葉 直隆
就業不能保険とは?
就業不能保険とは、病気やケガをしてしまい被保険者が働けなくなった時に保険金が下りる商品です。
就業不能保障は基本的に月額と言う形で分割して受け取れます。
一括でも受け取れる場合があるので、気になる人は保険担当者と相談してみましょう。
また、就業不能保障の範囲は、病気やケガだけでなく【うつ病】等の精神疾患も対象となる商品が増えました。
就業不能保険では、基本保障で精神疾患を対象とする場合や特約で付加できる場合と保険商品によって異なります。
会社内での人間関係のストレスやお客とのトラブルで、精神的な疲労が気になる方々は、精神疾患の治療サポートへ手厚い就業不能保険を検討してみましょう。
「働けないときの安心」の保険内容
こちらでは、「働けないときの安心」の保障内容と保険料例、契約内容を説明します。
「働けないときの安心」の保障内容
精神疾患の保障が基本設定となっています。
(1)就業不能給付金(基本設定)
所定の病気・ケガで働けないときに備え、月額5万円~50万円が5万円単位で設定可能です。
受取回数は無制限となります。
(2)就業不能給付金・精神疾患(基本設定)
所定の精神疾患で働けないときに備え、月額5万円~50万円が5万円単位で設定可能です。
受取回数は通算18回までとなります。
(3)初期支払削減特則(特約)
所定の病気・ケガ・精神疾患で働けないときに、540日(1年6ヵ月)の間は就業不能給付金の50%を削減する特約です。
保険料例
こちらでは事例を挙げて、月払保険料がどの位になるか見てみましょう。
(例)会社員の場合(400万円超~500万円以下)
- 就業不能給付金額:月10万円
- 保険期間・保険料払込期間:65歳
- 特則:満額タイプ
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
20歳 | 2,020円 | 1,650円 |
30歳 | 2,370円 | 1,990円 |
40歳 | 2,890円 | 2,470円 |
50歳 | 3,700円 | 2,920円 |
契約内容
「働けないときの安心」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満20歳~満60歳
- 保険料払込期間:(60歳満了)満20歳~満50歳、(65歳満了)満20歳~満55歳、(70歳満了)満20歳~満60歳
- 保険料払込回数:月払のみ
- 保険料決済方法:口座振替・クレジットカード払
- 就業不能給付金月額:5万円~50万円
「働けないときの安心」の注意点と活用法
こちらでは、同じようにネット申込が出来る、太陽生命「保険組曲Best(働けなくなったときの保険〔Ⅰ型〕)」と比較しながら注意点と活用法を解説します。
「保険組曲Best」との比較
こちらでは基本情報や事例を挙げて、月払保険料や保障内容を比較します。
(1)基本情報
「保険組曲Best(働けなくなったときの保険〔Ⅰ型〕)」と、基本情報を比較すれば、次の通りとなります。
比較 | 「働けないときの安心」 | 「保険組曲Best」 |
契約年齢 | 満20歳~満60歳 | 20歳~75歳 |
就業不能給付金 | 月額5万円~50万円 | 月額3万円~条件により異なる |
保険料払込回数 | 月払 | 月払 |
(2)月払保険料を比較
事例を挙げて比較すると次の通りとなります。
(例)
- 契約者:30歳男性
- 就業不能給付金:月額10万円
- 保険期間・保険料払込期間:65歳
比較 | 「働けないときの安心」 | 「保険組曲Best」 |
月払保険料 | 2,370円 | 3,300円 |
精神疾患 | 〇 | × |
働けないときの安心の注意点
【初期支払削減特則(特約)】を付加すると保険料は逆に安くなりますが、540日(1年6ヵ月)の間、就業不能給付金は50%しかもらえません。
貯金がある程度あるなら、この特則を利用しても構いません。
しかし、就業不能状態の早い段階で充実した保障金額を受け取りたいなら、満額タイプで契約した方が無難です。
働けないときの安心の活用法
「保険組曲Best(働けなくなったときの保険〔Ⅰ型〕)」の場合、精神疾患は保障されません。
病気やケガだけでなく、うつ病等の精神疾患の発症を懸念する場合は、受取回数が通算18回と限定されいるものの、その保障が基本設定されている「働けないときの安心」の方を選びましょう。
アクサダイレクト生命のメリットとデメリット
保険のドリル読者 そこで、アクサダイレクト生命の保険商品へ申し込むメリット・デメリットや注意点があれば教えて下さい。
松葉 直隆
アクサダイレクト生命はインターネット専業
アクサダイレクト生命は、世界最大級の保険・資産運用グループ【アクサグループ】のインターネット専業生命保険会社です。
保障プランの作成から申込手続きまで全てインターネット上で可能な生命保険を専門に扱っています。
保険加入後の変更手続きや解約もインターネット上で可能ですが、電話でのサポートも行っています。
大急ぎで問い合わせしたいなら、カスタマセンターに電話で問い合わせた方が確実です。
アクサダイレクト生命のメリット
インターネット専業生命保険だけに、時間をつくって代理店等へ訪問して申し込みを行う手間がなく、インターネット申込でスムーズに手続きが出来ます。
そのため、【時間がない】と言う方や【保険屋さんに行くとゴリ押しされるのでは?】と思う方など、対面販売に対して少し抵抗のある方にとっては最適な保険会社とも言えるでしょう。
インターネット専用と言う事で、時間を気にせずに自分のペースで保険を選び、内容を確認して申し込みまで出来るのであれば、気軽に保険を見ることが出来るでしょう。
アクサダイレクト生命のデメリット
アクサダイレクト生命はネット申込で手続きができる反面、審査が厳しいと言う意見も目立ちます。
確かにネット申込では希望者の顔が見えず、【告知で嘘をつくのような人】か【保険へ入っても健康に気を配る人】か、保険会社側では判断ができません。
そのため、審査に慎重となるのはやむをえない一面もあります。
しかし、残念ながら審査に落ちても、代理店等で対面申込をしたら問題なく保険へ入れたという方々はいます。
対面申込のできる保険商品は、保険担当者・代理店店員を介して手続きが進むので、申込希望者の人となりも容易に判断できる場合があるのです。
ネット申込で加入が難航したら、対面申込へ切り替えるのも一つの方法です。
まとめ
アクサダイレクト生命の保険は、申込しやすく保険料はリーズナブルで保障内容もシンプルな商品が多いです。
とはいえ、ご自分のニーズに合う商品かどうか、内容を慎重にチェックしてから申し込みを行いましょう。
また、インターネット専門の保険会社ですので、気軽に見積もりから申し込みまで出来ますが、保険商品の内容に疑問があった場合や、保険金の支払に関してなど細かなところはしっかりと確認するようにしましょう。
ホームページ等に、記載されていれば良いのですが、そうではない場合は、カスタマーセンターなどに問い合わせるようにしましょう。