
日本では【公的介護保険制度】が導入され、介護を必要とする方々への公的介護給付が行われ、それに関連する様々なサービスも登場しました。
しかし、肝心の公的介護保険を利用する場合は、介護を必要とする側も費用負担しなければいけません。
その費用負担は、介護を必要とする本人や家族にとって重い負担となる場合もあることから、その費用負担を賄うため、民間の介護保険へ加入しておくことが考えられます。
そこで今回は、生命保険会社が販売するおすすめの介護保険をランキング形式で紹介しますので、特徴の確認から保険選びのヒントにしてみて下さい!
- 公的介護保険と民間の介護保険の違いを解説!
- おすすめランキング上位4商品の紹介!
- 要介護の解説と介護保険の選び方のコツ!
- 保険の新規加入や見直しを検討するなら、相談員の約97%が国家資格であるFPの資格を所持している「ほけんのぜんぶ」で無料で相談することをおすすめします。
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目次
公的介護保険と民間の介護保険の違いを解説!
保険のドリル読者
そこで、公的介護保険制度だけではなく、民間の介護保険についても詳しく知りたいです。
松葉 直隆
公的介護保険制度とは?
公的介護保険とは介護認定を希望する人が申請をして、要介護認定を受けた場合、介護サービスの公的介護給付が受けられる制度です。
公的介護給付の対象となるサービスは、訪問介護や介護施設利用等、多岐にわたります。
この公的介護保険制度の利用者は年々増加の一途をたどっています。
次のような利用者数となっています。(出典:厚生労働省「公的介護保険制度の現状と今後の役割 平成30年度」)
介護保険利用者 | 65歳以上被保険者 | 要介護認定者 | サービス利用者 |
2000年4月末 | 2,165万人 | 218万人 | 149万人 |
2018年4月末 | 3,492万人 | 644万人 | 474万人 |
増加率 | 1.6倍 | 3.0倍 | 3.2倍 |
今後も公的介護保険利用者の一層の増加が予測されます。
しかしながら、利用者の増加は今後の自己負担割合の増大を招く事態も考えられます。
公的介護保険の他に、その補完に役立つ備えを前もって準備する必要が出てくることでしょう。
民間介護保険の役割は?
公的介護保険は頼りになる制度ですが、公的介護給付で全ての介護サービス費用が賄われるわけではありません。
介護を必要とする側が、ある程度(1割~3割)の費用負担を必ず負わなければいけません。
そのため、費用負担が家計に重くのしかかる事態も考えられますので、出来れば自己負担額を軽減する措置は事前に行っておきたいものです。
その費用を賄うことが出来る商品こそ、生命保険会社が販売する【介護保険】ですが、介護保険と言っても公的介護保険と同じ仕組みではありません。
民間の介護保険は主に金銭給付となります。
例えば、被保険者が一定の要介護に認定された場合、介護保障を一時金や年金として受け取るケースが多いです。
また、要介護に認定されれば介護保険料を免除する商品も存在します。
また、個別の介護保険として販売されているわけでは無く、死亡保険に介護保障が付帯されていたり、医療保険に付帯されていたりと、様々な種類があります。
おすすめの介護保険ランキング!
こちらでは、おすすめの介護保険4商品をランキング形式で発表します。
順位 | 保険会社・商品 |
1位 | 朝日生命「あんしん介護」 |
2位 | アフラック生命「ちゃんと応える医療保険介護EVER」 |
3位 | 明治安田生命「介護のささえ」 |
4位 | 東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」 |
民間の介護保険は着実に需要が増している分野ですので、各生命保険会社では介護保障に関するユニークな商品開発を競い、差別化を図っています。
人気上位4商品のうち、朝日生命「あんしん介護」や明治安田生命「介護のささえ」は個別の介護保険商品である一方、アフラック生命「ちゃんと応える医療保険介護EVER」は医療保険であり、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は死亡保険となっています。
一概に個別の介護保険商品ばかりが利用者の高い支持となっているわけではありません。
次章ではおすすめ介護保険4商品の特徴と保険内容を解説し、利用者の口コミを取り上げます。
朝日生命「あんしん介護」
保険のドリル読者
保障をカスタマイズできる介護保険って有るのでしょうか?
松葉 直隆
「あんしん介護」の特徴を解説!
朝日生命の「あんしん介護」は、被保険者や家族のニーズに合わせ、一時金型・年金型をそれぞれ選択したり、併用したりできる自由度の高い仕組みとなっています。
また、一生涯保障される【終身タイプ】や、一定の年齢に達するまで保障される【定期タイプ】のいずれかも選択できます。
「あんしん介護」の一時金型だけで加入するならば、終身タイプで1,190円~(男性55歳・設定金額100万円)と、非常に割安な保険料で保障が約束されます。
その他、一時金型・年金型ともに、被保険者が要介護1と認定された場合、以後の保険料免除を受けられる【保険料払込免除措置】が用意されている点も魅力です。
要介護1と認定され保険料払込免除措置が適用された後、被保険者の回復が認められ、介護状態に該当しなくなっても、保険料を再び払い込む必要はありません。
「あんしん介護」の一時金型・年金型の契約条件は次の通りです。
- 介護一時金額(10万円単位):100~1,000万円
- 基準介護年金額(6万円単位):30~60万円
- 契約年齢:40歳~75歳
- 保険料払込期間:(終身タイプ)60・65・70・75・80歳払込満了・終身払、(定期タイプ)70・75・80歳払込満了
- 保険料払込回数:月払・年払・一括払
- 保険料払込経路:口座振替・クレジットカード払
「あんしん介護」の保険内容を紹介!
こちらでは「あんしん介護」の一時金型・年金型とそれぞれの保障金額と月払保険料を説明します。
一時金型
要介護3以上と認定された場合、【介護一時金】が受け取れます。
この介護一時金は100~1,000万円(10万円単位)で設定可能です。
月払保険料は下表を参考にしてください(終身タイプ・終身払)。
①男性
金額/契約年齢 | 100万円 | 300万円 | 500万円 | 1,000万円 |
40歳 | ‐ | 1,845円 | 3,075円 | 6,150円 |
50歳 | ‐ | 2,784円 | 4,640円 | 9,280円 |
60歳 | 1,578円 | 4,734円 | 7,890円 | 15,780円 |
70歳 | 2,970円 | 8,910円 | 14,850円 | 29,700円 |
②女性
金額/契約年齢 | 100万円 | 300万円 | 500万円 | 1,000万円 |
40歳 | ‐ | 2,199円 | 3,665円 | 7,330円 |
50歳 | ‐ | 3,363円 | 5,605円 | 11,210円 |
60歳 | 1,914円 | 5,742円 | 9,570円 | 19,140円 |
70歳 | 3,633円 | 10,899円 | 18,165円 | 36,330円 |
年金型
要介護1以上と認定された場合、【介護年金】が受け取れます。
この介護年金は30~60万円(6万円単位)で設定可能です。
月払保険料は下表を参考にしてください(終身タイプ・終身払)。
①男性
契約年齢/基礎介護年金額 | 30万円 | 60万円 |
40歳 | 2,019円 | 4,038円 |
50歳 | 2,655円 | 5,310円 |
60歳 | 4,137円 | 8,274円 |
70歳 | 7,245円 | 14,490円 |
②女性
契約年齢/基礎介護年金額 | 30万円 | 60万円 |
40歳 | 3,273円 | 6,546円 |
50歳 | 4,578円 | 9,156円 |
60歳 | 7,386円 | 14,772円 |
70歳 | 13,107円 | 26,214円 |
当然、一時金型・年金型のどちらかだけを契約しても構いませんし、双方を組み合わせて契約することもできます。
「あんしん介護」の口コミを紹介!
こちらでは、「あんしん介護」の利用者の感想を見てみましょう。
50歳男性(満足度100点/100点中)
「あんしん介護」は、給付条件が要介護1(年金型)と、契約者側に有利だったので加入しました。
また、いったん要介護1になれば、たとえ自分の機能が回復して要支援になったとしても、保険料が免除されるので安心です。
とはいえ、介護が必要とならないように、体調管理や規則正しい生活は続けて行きたいです。
40歳女性(満足度100点/100点中)
父が介護サービスを受けています。母親や姉と交代で父を介護していますが、公的介護保険が適用されると言っても、やはり金銭的な負担はかかってしまいます。
私が介護を必要とした時、家族に迷惑をかけるわけにいかないので、少し早いとは思いましたが「あんしん介護」へ加入しました。
一時金型で契約しましたが、毎月2,000円台で無理なく払込を続けられそうです。
口コミの小括
年金型が要介護1から請求できる等、契約者側に有利であることが加入の決め手になっているようです。
また、身体の機能が回復して、たとえ要介護1に該当しなくなっても保険料免除措置が適用される点、一時金型ならば保険料がリーズナブルな点も高評価されています。
アフラック生命「ちゃんと応える医療保険介護EVER」
保険のドリル読者
やはり年を取ると怖いのは介護リスクだけではなく病気も怖いです。
松葉 直隆
「ちゃんと応える医療保険介護EVER」の特徴を解説!
アフラック生命の「ちゃんと応える医療保険介護EVER」は、医療保険に【介護一時金・認知症介護一時金】が付帯されているという商品です。
介護一時金は被保険者が要介護2以上の状態と認められれば、保険会社へ一時金の請求ができます。
当然要介護認定を受けなくても、設定されている入院給付金や、手術給付金は所定の病気・ケガの際に活用できますのでご安心ください。
「ちゃんと応える医療保険介護EVER」の契約条件は次の通りです。
- 契約年齢:満50歳~満85歳
- 保険料払込期間:終身払
- 保険料払込回数:月払・半年払・年払
- 保険料決済方法:口座振替・クレジットカード払
「ちゃんと応える医療保険介護EVER」の保険内容を紹介!
こちらでは、「ちゃんと応える医療保険介護EVER」の保障内容と月払保険料を説明します。
保障内容
介護保障に加え、入院給付金・手術給付金が設定されています。
(1)介護一時金・認知症介護一時金
被保険者が所定の要介護認定を受ければ、一時金額30万円~500万円(10万円単位)まで設定可能です。
どちらか一方を外して契約もできますが、一時金は1回のみの給付となります。
(2)医療保障
医療に関する給付金は次の通りです。
- 疾病・災害入院給付金:病気やケガで5日未満入院をすれば一律5日分が給付される。病気・ケガそれぞれ1入院60日が保障上限。
- 手術給付金:回数無制限で、給付1回につき入院給付金日額×5倍~40倍の給付金が受け取れる。
(3)その他
必要に応じ、【疾病・災害通院給付金】【三大疾病保険料払込免除特約】【三大疾病一時金特約】【総合先進医療特約】等を付加できます。
月払保険料
月払保険料は下表を参考にしてください(定額タイプ・通院なしプラン・入院給付金日額3,000円・特約給付金額100万円)。
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
50歳 | 3,805円 | 4,204円 |
60歳 | 6,016円 | 6,559円 |
70歳 | 10,704円 | 11,595円 |
80歳 | 21,824円 | 24,419円 |
「ちゃんと応える医療保険介護EVER」の口コミを紹介!
こちらでは、「ちゃんと応える医療保険介護EVER」の利用者の感想を見てみましょう。
60歳男性(満足度100点/100点中)
「ちゃんと応える医療保険介護EVER」は、給付条件が要介護2からまとまった一時金が受け取れるので入った。
ただ、心配されるのは介護に関してだけではないので、病気のときに入院保障が利用できるのはうれしい。
手術保障も充実しているので、大きな手術の際は頼りになりそうだ。
72歳女性(満足度90点/100点中)
70代ではどんな保険も加入するのが難しいと思っていましたが、「ちゃんと応える医療保険介護EVER」は、85歳まで加入できるのでありがたかったです。
でも、私は高齢なためか、やはり月々の保険料はそれなりに高くなってしまいますね。
口コミの小括
「ちゃんと応える医療保険介護EVER」は、要介護2からまとまった一時金を受け取れる点が評価されています。
また、病気やケガの時は医療保障が受けられて安心という声や、85歳まで加入できる点がうれしいという意見もありました。
明治安田生命「介護のささえ」
保険のドリル読者
軽度の要介護状態でも保障をしてくれる保険はありますか?
松葉 直隆
「介護のささえ」の特徴を解説!
主契約の場合は要介護3以上で介護終身年金を受け取れますが、特約を設定すれば要介護1であっても一時金が受け取れます。
比較的軽い要介護状態でも頼もしい保障が期待できる保険商品となっています。
また、残念ながら被保険者が死亡した場合も、受取人(遺族)に死亡給付金が支払われます。
こちらは、5倍型(介護終身年金年額×5倍)と1倍型(介護終身年金年額×同額)が選択できます。
「介護のささえ」の契約条件は次の通りです。
- 契約年齢:満40歳0ヵ月~満80歳6ヵ月
- 保険期間:終身
- 保険料払込期間:終身・有期
- 保険料払込回数:月掛・半年掛・年掛
- 保険料払込経路:口座振替
「介護のささえ」の保険内容を紹介!
こちらでは、「介護のささえ」の保障内容と月払保険料を説明します。
保障内容
介護保障を更に特約で手厚くできます。
(1)介護終身年金
要介護3以上で所定の要介護状態が継続しているならば、基本介護年金額60万円で終身年金60万円が給付されます。
(2)死亡給付金
被保険者が死亡した場合、基本介護年金額60万円ならば、受取人(遺族)へ一律60万円(1型)または300万円(5倍型)が支払われます。
(3)特約
要介護1・2でも請求できる給付金があります。
- 介護一時金保障特約:要介護3以上等で、所定の要介護状態になった場合、基本介護年金額60万円で300万円を給付。
- 軽度介護一時金保障特約:要介護1・2等で、所定の要介護状態になれば基本介護年金額60万円で30万円を給付。
- 軽度介護保険料払込免除特約:要介護1・2等で所定の要介護状態になったら以後の保険料を免除。
月払保険料
月払保険料は下表を参考にしてください(終身払・基本介護年金額60万円・死亡保障1倍型)。
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
40歳 | 3,642円 | 5,418円 |
50歳 | 4,920円 | 7,374円 |
60歳 | 7,038円 | 10,722円 |
70歳 | 10,686円 | 17,118円 |
「介護のささえ」の口コミを紹介!
こちらでは、「介護のささえ」の利用者の感想を見てみましょう。
55歳男性(満足度90点/100点中)
軽度介護(要介護1・2)状態に関する保障が特約で設定できるので「介護のささえ」を選びました。
また、要介護1以上なら軽度介護保険料払込免除特約を付加していれば、以後の保険料は免除されるので安心ですね。
私が万一の事態になっても、死亡給付金300万円を受け取れるので葬儀費用には十分でしょう。
65歳女性(満足度90点/100点中)
介護一時金保障特約も加えて、公的介護保険の自己負担分を手厚く賄えるようにしました。
割と深刻な要介護認定を受けても、金銭的サポートはこれで安心です。
しかし男性と比較して保険料が割高となるのは少々気になりますね。
口コミの小括
特約を付加することで軽度介護(要介護1・2)状態でも、保障を受けられる点が評価されています。
また、被保険者に万一の事態があっても、遺族へ死亡給付金が支払われる等、葬儀費用として活用できるのも「介護のささえ」の魅力のようです。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」
保険のドリル読者
介護と死亡・高度障害状態に備えられる保険はないですか?
松葉 直隆
「長生き支援終身」の特徴を解説!
東京海上日動あんしん生命の「長生き支援終身」は、被保険者が死亡または高度障害状態のとき、介護が必要なとき、健康に長生きした場合でも頼りになる終身保険(死亡保険)です。
一生涯保障される死亡保険のため、原則として契約者が解約しない限り、確実に受取人へ保険金が下ります。
「長生き支援終身」では更に介護保障機能を持たせ、被保険者が介護を要する状態となった場合も保障されるよう工夫された保険商品です。
「長生き支援終身」の契約条件は次の通りです。
- 契約年齢:15歳~69歳
- 保険期間:終身
- 保険料払込期間:短期払
- 保険料払込回数:月払・年払
- 保険料払込経路:口座振替・クレジットカード払
「長生き支援終身」の保険内容を紹介!
こちらでは「長生き支援終身」の保障内容と月払保険料を説明します。
保障内容
健康で長生きした場合も得する保障となっています。
(1)死亡・高度障害保険金・介護保険金
被保険者が死亡した場合は死亡保険金が、所定の高度障害となった場合は高度障害保険金、要介護2以上または所定の要介護状態となったとき介護保険金が受け取れます。
保険金額は200万円~5,000万円まで設定できます。
なお、介護保険金の場合は10年間で分割し【介護年金】として受け取ることも可能です。
(2)健康祝金
被保険者が健康で長生きした場合でも、一定の年齢「70歳・75歳・80歳」または「80歳・85歳・90歳」 のいずれかで、祝金が計3回受け取れます。
(3)特定疾病保険料払込免除特則
悪性新生物(悪性がん)と診断確定された、心疾患または脳血管疾患により所定の治療を受けられた場合、以後保険料の払込は免除されます。
月払保険料
月払保険料は下表を参考にしてください(自由設計タイプ・65歳払済・特定疾病保険料払込免除特則)。
①男性
金額/契約年齢 | 200万円 | 300万円 | 400万円 | 500万円 |
30歳 | 5,262円 | 7,893円 | 10,524円 | 13,155円 |
40歳 | 7,806円 | 11,709円 | 15,612円 | 19,515円 |
50歳 | 13,746円 | 20,619円 | 27,492円 | 34,365円 |
55歳 | 20,754円 | 31,131円 | 41,508円 | 51,885円 |
②女性
金額/契約年齢 | 200万円 | 300万円 | 400万円 | 500万円 |
30歳 | 5,332円 | 7,998円 | 10,664円 | 13,330円 |
40歳 | 7,830円 | 11,745円 | 15,660円 | 19,575円 |
50歳 | 13,416円 | 20,124円 | 26,832円 | 33,540円 |
55歳 | 20,152円 | 30,228円 | 40,304円 | 50,380円 |
「長生き支援終身」の口コミを紹介!
こちらでは、「長生き支援終身」の利用者の感想を見てみましょう。
43歳男性(満足度90点/100点中)
死亡保険金の他、介護保険金にも活用できるので「長生き支援終身」を選びました。
介護を要する年齢になるのは、まだまだ先の話かもしれません。
しかし、自分が亡くなった場合、妻子にまとまった死亡保険金が残せるので安心です。
50代以降になれば、深刻な病気の発症も想定されるので、健康管理にはしっかり気を付けたいです。
55歳女性(満足度80点/100点中)
自分が介護を必要とした時、まとまった介護保険金も受け取りたかったので「長生き支援終身」を選びました。
これで、介護を要する事態になっても安心して介護サービスが利用できます。
しかし、保険料払込期間が短期払しかないのが少し残念でした。
終身払があれば毎月の保険料はもっと安くなりますもんね。
口コミの小括
「長生き支援終身」は、死亡保険金・高度障害保険金・介護保険金を一度に準備できる点が高評価でした。
ただし、短期払しか保険料払込期間が設定されていないので、終身払が選べず、保険料が割安にならない点へ不満の声もありました。
介護保険を選ぶコツを教えます!
保険のドリル読者
保険のドリル読者
給付金請求の条件となっていた要介護度
何歳から民間介護保険へ加入するべきか?
効率的な保険選びの方法
の3つについて解説します。
松葉 直隆
気になる要介護の条件とは?
ここまで見てきた保険商品では、介護一時金な介護年金の請求をする場合、【要介護1~3】が主に条件として定められていました。
もちろん、給付条件で設定された要介護度が低いほど契約者側に有利となります。
こちらでは、介護認定審査会で要介護1~3と認定される基準について解説します。
【要介護1】
生活の一部で部分的に介護を必要とする状態で、次に該当する人となります。
- 食事や排泄はほとんど単独でできるものの、時折介助が必要
- 立ち上がり・歩行等に不安定さを確認
- 問題行動や理解の低下を確認
【要介護2】
軽度の介護を必要とする状態で、次に該当する人となります。
- 食事や排泄に何かしらの介助が必要
- 立ち上がりや片足での体勢の保持、歩行などに何らかの支えが必要
- 衣服の着脱がやや不自由
- 物忘れ・直前の行動の理解の一部に低下を確認
【要介護3】
中等度の介護を必要とする状態で、次に該当する人となります。
- 食事や排泄の一部に介助が必要
- 立ち上がりや片足での体勢の保持、歩行等が一人で不可能
- 入浴・衣服の着脱に介助が必要
- 問題行動・理解力の低下を確認
当然、要介護ランクは介護を必要とする人・家族が勝手に判断できません。
市区町村担当者またはケアマネージャーの訪問調査の報告を受け、介護認定審査会が、要介護認定のランクを判定します。
また、要介護が認定された後は介護サービスに公的介護保険が適用されますが。
この介護サービス内容は、これ以上、介護を必要とする人の介護状態を悪化させないことに重点が置かれます。
手厚い介護サービスを受けるためには、公的介護保険給付はもちろん、自己負担分を賄うため民間の介護保険の加入が有効な備えとなります。
何歳から民間介護保険を検討する?
もちろん保険契約する年齢が若ければ若いほど、毎月の保険料負担は軽減されます。
ただし、これまで見てきた保険商品の中には50歳から契約可能なものもある等、中高年になってから契約できる商品は少なくありません。
民間の介護保険の契約をする場合、保険料が割高でなく、給与も比較的高くなっている40代での加入が理想と言えます。
とはいえ、子供はまだ小さく教育費もかかるでしょうし、マイホームのローンを返済中の方々もおられるはずです。
そんな場合はなるべく保険料の費用負担を避けるため、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」のような、死亡保障・介護保障を組み合わせた商品へ事前に加入するのも良い方法です。
つまり、被保険者が働き盛りの時に亡くなっても、死亡保険金として遺族の当面の生活費を賄い、老後は介護保険金として活用するのです。
この様に一つの保険契約で、二つの役割を担う保険商品へ加入する等、いろいろと工夫して備えてみましょう。
もちろん、60代・70代からの申込を検討しても、契約年齢が幅広く設定された商品は多く存在します。
保険料は高額になりますが、高齢者でも十分加入は可能です。
無料保険相談窓口の利用を!
もしも介護保険選びに迷ったら、【無料保険相談窓口】を利用しましょう。
窓口スタッフが相談者のニーズに合わせた介護保障の提案をしてくれたり、一緒に理想の商品を探してくれたりします。
保険相談や保険選びで利用するなら、何回窓口を利用しても無料です。
この相談窓口サービスは最近、とても参入業者が増え、お住いの地域の駅前・ショッピングセンター等で店舗を構えていることでしょう。
お仕事帰りや買い物帰りに立ち寄ることもできます。
ただし、前もって予約して来店した方が相談はスムーズにできるはずです。
また、来店する機会がなかなか見つからないなら、相談スタッフからご自宅等へ訪問してもらい相談サービスを利用することができます。
訪問専門の相談サービスを展開する業者も多数存在します。
ご自分の都合に合わせ、気軽に活用してみましょう。
まとめ
日本人の長寿化が非常に進展し、最近の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳となっています(出典:厚生労働省「平成30年簡易生命表の概況」参照)。
また、この平均よりも長生きする方々は5人のうち3人と言われています。
健康な高齢者は今後、確実に増加することでしょう。
60代・70代になっても大きな病気一つしなかった人もおられるはずです。
とはいえ、若い時の健康状態がずっと維持されていくわけではありません。
医療の技術の進歩や、充実した食生活、衛生環境の改善で長生きできるようになった分、介護のリスクは増しています。
ご自分の健康に関して油断せず、常に深刻な介護状態・病気となった事態を想定し、万全の備えを用意しておきましょう。