20代・30代・40代の方々は、結婚や子供の誕生などライフステージの変化が多くなる年代と言えます。
そんな年代だからこそ、保険の必要性を感じても『どんな生命保険へ入れば良いのか解らない』と悩まれる方々が多いのでは無いでしょうか。
そこで、この記事では、20代・30代・40代の方が入るべき生命保険をランキング形式で紹介します。
どの年代にどの保険が必要なのか、その理由と目的の解説はもちろん、おすすめ商品の紹介もします。
それぞれの年代に必要な保険は何なのかをしっかりと確認してみましょう。
- 20代から40代に必要な保険を紹介
- それぞれの年代に必要な保険トップ5を紹介
- おすすめ商品の内容などを紹介
- 保険の新規加入や見直しを検討するなら、相談員の約97%が国家資格であるFPの資格を所持している「ほけんのぜんぶ」で無料で相談することをおすすめします。
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目次
20代・30代・40代へおすすめの生命保険
保険のドリル読者
私から見れば20代はもちろん、まだまだ40代も深刻な病気のリスクがあるわけではないと思います。
松葉 直隆
健康的で体力もある年齢だが
20代・30代・40代では、深刻な生活習慣病に罹患するおそれも少なく、健康面で問題が生じることもあまりない年代と言えます。
もちろん、不摂生や仲間や同僚と度を越えた暴飲・暴食、喫煙で体調に支障が出てくることはあります。
とはいえ、がん・心疾患・脳血管疾患のリスクが増す50代以降、介護のリスクが増す70代以降とは異なり、健康面での不安はあまりないはずです。
一方で20代・30代・40代は、一家の大黒柱として、死亡保障や医療保障のみならず、色々な備えを検討しなければならない世代です。
ご自分の結婚や、パートナーの妊娠・出産・子育てなど、ライフステージの変化へ柔軟な対応が求められることでしょう。
ライフステージの変化で保険の見直しを!
20代・30代・40代では、まず介護リスクは考えなくても良いでしょう。
しかし、ご自分が結婚した場合は、一家の大黒柱として家族の生活を支えなければいけません。
そのため、ご自分が不運にも死亡または高度障害状態となった場合へ備え【定期保険】や【収入保障保険】等へ加入しておいた方が安心です。
早い内から医療保険へ加入していても、入院や手術保障というような最低限度の保障しか備えていないことはあるはずです。
年齢が高くなったり、不安に思う疾病へ備えたりするため、より充実した保障(入院一時金、通院給付金等)が用意されている商品へ加入し直すことを検討しましょう。
また、パートナーが妊娠・出産した場合、子供のための学資保険や子供のための医療保険も考慮することになるはずです。
もちろん、同じ20代・30代・40代の方々でも、夫婦で話し合って子供を作らないと決めていたり、単身者で結婚の予定も無かったりすれば、子供に関する保険を検討する必要はありません。
このように、それぞれのライフステージに応じて加入するべき生命保険は異なってきます。
20代・30代・40代におすすめの生命保険を発表!
20代・30代・40代それぞれにおすすめする生命保険の第1位は次の通りです。
世代 | 加入するべき生命保険1位 |
20代 | 医療保険 |
30代 | 就業(就労)不能保険 |
40代 | がん保険 |
実は、それぞれの年代で加入した方が良い生命保険は大きく異なります。
もちろん【家庭を持つ人か・それとも単身者か】【子供の有無】【ご自分の健康状態】などでも優先されるべき生命保険は違ってきます。
次章以降で、20代・30代・40代それぞれにおすすめの生命保険ランキングを取り上げますが、あくまで目安として参考にしてください。
20代におすすめの生命保険ランキング
保険のドリル読者 20代が入るべき生命保険はどんな商品なのでしょうか? 松葉 直隆
20代におすすめの生命保険トップ5
概ね、ご自分が万一の事態になった場合を想定した生命保険がランキング上位となっています。
順位 | 生命保険 |
1位 | 医療保険(定期または終身) |
2位 | 定期保険(死亡保険) |
3位 | 就業(就労)不能保険 |
4位 | 収入保障保険 |
5位 | がん保険(定期または終身) |
20代から貯蓄型の生命保険である、終身保険(死亡保険)や個人年金保険へ加入することも間違いではありません。
しかし、終身保険(死亡保険)の場合、保険金を確実に受け取れる商品ですが保険料は割高で、まだまだ給与の安い20代の会社員の方々に負担の大きい生命保険です。
個人年金保険の場合、今から積み立てるなら保険料は確かに割安です。
しかし、若いころに個人年金保険へ入れなかった方々のために、50代から申し込める商品も生命保険会社から数多く販売されるようになりました。
そのため、20代で個人年金保険へ加入する必要性も薄いと考えられます。
第1位が【医療保険】の理由
20代の方が入るべき生命保険は、医療保険(定期または終身)です。
確かに重い病気となる心配はない世代ですが、不運なケガには注意するべきでしょう。
そのため、医療保険で最低限の保障(入院保障・手術保障)を設定していれば足りるはずです。
医療保険に保障を手厚くするような【がん治療特約】や【入院一時金特約】などは、今の所あまり付加する必要がありません。
一方、ご自分が事業所の健康保険または国民健康保険へ加入している場合、保険診療(医師の診察・手術・処方薬・大部屋入院等)に該当するなら公的給付の対象となります。
しかし、入院する場合は公的医療保険が適用される病室(いわゆる「大部屋」)を、いつでも利用できるわけではありません。
満室ならば医療機関側から、有料病室である【特別療養環境室】の利用を勧められる場合も多いことでしょう。
こちらの利用に同意すると【差額ベッド代】が発生し、費用は全額自己負担となります。
この差額ベッド代の費用は医療機関側が自由に設定できるので、どんな特別療養環境室を利用するか(例:1人部屋で室内の設備が充実している等)、入院日数はどの位かによってかなり高額化する傾向があります。
場合によっては、数十万円もする差額ベッド代を医療機関側へ支払う必要が出てくる事態も想定されます。
そのため、20代が入るべき医療保険では入院保障だけでも良いので加入しておいた方が、いざというときにかなり頼もしいサポートとなるでしょう。
定期保険には入るべき?
20代で定期保険へ入るならば、毎月なんと500円という破格の安さの商品も販売されているため、一定期間の死亡保障として加入するなら大変お得です。
医療保険へ加入してまだ資金に余裕があるなら、ご自分が死亡・高度障害状態となった場合のサポートも検討してみましょう。
定期保険は安い
20代で定期保険に加入する場合は、死亡保険金として1,000万円をかけていても、月払保険料は1,000円台で加入できる商品が数多く販売されています。
まだまだ安い給料でも無理なく払い込めるはずです。
しかし、このぐらい保険料が安いと、10年で自動更新される商品が一般的となり、更新の度に保険料が増していきます。
しかし、若い内に加入する死亡保険として最適です。
妻子のいる人は収入保障保険か?
一方、20代で妻子のおられる方々は、定期保険より収入保障保険へ加入した方が良いでしょう。
収入保障保険とは、ご自分が不運にも亡くなったり、高度障害状態になったりしたとき、受取人(遺族)へ保険金が年金形式で下りる商品です。
定期保険との大きな違いは、保険満期に近づくほど保険金額が減っていくという仕組みとなる点です。
具体例をあげて、その仕組みについて解説してみましょう。
例えば、契約者が25歳で収入保障保険に加入し、保険期間を65歳と設定した場合の受取総額は次の通りです。
毎月22万円の保険金を受け取れる内容で契約した場合、被保険者が40歳で死亡すると次のような金額が受け取れます。
つまり【月額22万円×12カ月×残り年数15年=総額3,960万円】の保険金が受取人(遺族)へ下りることになります。
一方、55歳で死亡した場合【月額22万円×12カ月×残り年数10年=総額2,640万円】が受取金額となります。
保険期間が短くなるほど、受取総額も少なくなります。
しかし、保険料はその分割安で、子供が小さい時期ほど受取金額が大きくなります。
そのため、子供の成長に合わせた合理的な保障内容と言えます。
このように、ご自分が家庭を持っているかどうかでも、優先するべき生命保険は異なってきます。
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」
保険のドリル読者 それでは、20代が加入する医療保険として、おすすめの商品があれば教えて下さい。
松葉 直隆
終身タイプだが手頃!
「アクサダイレクトの終身医療」は、疾病・災害入院給付金のみを設定し保険契約が可能なネット専用保険です。
20歳男性が保険契約した場合、なんと毎月600円台で契約できます。
終身医療保険なので若い内に加入したら、保険料は解約しない限り一生上がることもありません。
定期医療保険も割安ではありますが、まずアクサダイレクトの終身医療を当面の保障として備えた方が、保険料も上がらず家計の負担を抑えることができます。
「アクサダイレクトの終身医療」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満20歳~満69歳
- 保険料払込期間:(60歳満了)満20歳~満50歳、(65歳満了)満20歳~満55歳、(終身)満20歳~満69歳
- 保険料払込回数:月払のみ
- 保険料決済方法:口座振替・クレジットカード払
- 入院給付金日額:(20歳~60歳)5,000円~15,000円、(61歳~69歳):5,000円~10,000円
「アクサダイレクトの終身医療」の保険内容を紹介
「アクサダイレクトの終身医療」の保障内容と保険料例を説明します。
終身医療の保障内容
入院給付金のみから契約できる内容となっています。
(1)疾病・災害入院給付金(基本設定)
所定の病気・ケガで入院したときに備え、日額5,000円~15,000円が(61歳~:5,000円~10,000円)1,000円単位で設定可能です。
1入院60日・通算1,095日まで保障上限となります。
(2)手術給付金
手術を受けたら回数無制限で、1回につき次の給付金が受け取れます。
- 入院手術:入院給付金日額×10倍
- 外来手術:入院給付金日額×5倍
なお、手術給付金は基本設定ですが、契約の際は取り外しできます。
(3)死亡給付金(歳満了払のみ)
被保険者が保険料払込期間満了後に死亡した場合、受取人に入院給付金日額の10倍の給付金額が支払われます。
(4)その他
特約として【長期入院時一時金給付特約】【先進医療特約】【3大疾病保険料払込免除特約】【入院時一時金給付特約】等が付加できます。
保険料例
こちらでは事例をあげて、月々どのくらいの保険料になるか見てみましょう。
(例)Ⅱ型(入院保障のみ)の場合
- 入院給付金:日額5,000円
- 保険期間・保険料払込期間:終身
契約年齢/性別 | 男性 | 女性 |
20歳 | 605円 | 690円 |
25歳 | 740円 | 735円 |
29歳 | 825円 | 780円 |
保険見直しは必ず行おう!
前述した保険料例でもわかる通り、最低限の医療保障ならば契約が29歳時でも800円台とかなり保険料は安くなります。
とはいえ、保険料が一生上がらないという理由で、この保障内容のままでずっと契約を継続するのも問題です。
中高年以降になれば【がん・心疾患・脳血管疾患】をはじめとした深刻な生活習慣病のリスクが増します。
さすがに入院保障だけでは、この深刻な生活習慣病の治療サポートは不十分です。
生活習慣病が不安になったら、なるべく早いうちに保険を見直し、より保障の充実した保険へ入り直すべきでしょう。
30代におすすめの生命保険ランキング
保険のドリル読者 30代が入るべき生命保険はどんな商品なのでしょう? 松葉 直隆
30代におすすめの生命保険トップ5
貯蓄性の高い生命保険もランキング上位となっています。
順位 | 生命保険 |
1位 | 就業(就労)不能保険 |
2位 | 医療保険(終身) |
3位 | 収入保障保険 |
4位 | がん保険(定期または終身) |
5位 | 学資保険 |
30代の方々は所帯を持ち、子供も誕生した人も多いはずです。
そのため、将来の子供の教育資金に不安があるなら学資保険へ加入しておくのも良い方法です。
ただし、同じ貯蓄型商品である個人年金保険には、家計の負担を考えて慎重に加入するか決めましょう。
また、30代から一生涯の死亡保障となる【終身保険】へ加入しても構いません。
しかし、家族のため住宅や車を購入した方々の中には、ローンを組んでいる皆さんもいるはずです。
そんな場合には、保険料が割高な終身保険よりも、保険料が割安で定期の保障ながら合理的な死亡保障を受けられる【収入保障保険】を選んだ方が現実的です。
第1位が【就業不能保険】の理由
【就業(就労)不能保険】は、病気やケガ等が理由で、医療機関への入院や在宅療養を余儀なくされた場合、月額という形で保障金額が受け取れる生命保険です。
いわゆる【年金】として支給される仕組みです。
しかし、一生涯受け取れるわけではなく保障期間が定められ、契約者が契約時に期間を決めます。
一見、医療保険へ加入しているなら不要な生命保険に思えます。
とはいえ入院費や手術費は医療保険で賄えても、一家の大黒柱が働けない状況では、家族が生活に困窮するケースも考えられます。
会社の労災補償で十分ならばまだしも、とてもそのサポートだけでは足りないと感じたら、生命保険会社の【就業(就労)不能保険】へ加入しましょう。
特に自営業者が働けない状況では、就業(就労)不能保険や医療保険を備えていないと、頼れるのは国民健康保険だけとなってしまう点に注意が必要です。
学資保険を考えるべき?
学資保険は、子供の出生前または出生後にお金を積み立て、契約時に設定した子供の年齢へ達すれば学資金が受け取れる商品です。
主に大学進学費用を目的とした学資保険が多いです。
一括で給付される商品または大学4年間に年金形式で受け取れる商品もあります。
子供の進学費用を賄うことができるか不安ならば、早めに加入しておいた方が良い保険です。
ただし、学資保険へ加入しても子供が中学や高校卒業時に就職し、大学へ進学しないことも考えられます。
そのため、子供の教育資金だけではなく、受け取るお金を老後の資金の活用に変更する等、柔軟に対応したいなら学資保険より【低解約返戻金型終身保険】への加入を検討してみましょう。
低解約返戻金型終身保険は終身保険の一種で、子供が進学する時期に合わせ保険料払込期間を設定すれば、払込期間終了後に急激な返戻率UPが期待できます。
タイミングを見計らって解約すれば、学資保険の受取率と同等かそれ以上の解約返戻率でお金が戻ってきます。
子供が進学しないとわかったら無理に解約はせずに、老後の資金やご自分が死亡した場合の保障へ変更するも容易です。
チューリッヒ生命「就業不能保険 くらすプラス」
保険のドリル読者 それでは、30代が加入する就業(就労)不能保険で、おすすめの商品があれば教えて下さい。
松葉 直隆
ストレス性疾病も保障!
30代ともなれば、もはや会社内で新人扱いなどされません。
重要な仕事を任され仕事の幅も拡がっていきます。
そんな時に気を付けなければいけないのは、会社内での人間関係のトラブル、お客とのトラブルです。
事業所の従業員の中には、そのストレスで【うつ病】を発症し、長期の療養を余儀なくされるケースがあります。
病気やケガの場合、手術で治ることが多いものの、これらストレス性疾病は根気強い【心理療法】による治療が必要となります。
「就業不能保険 くらすプラス」では、現代人にとって頭の痛いストレス性疾病も、就業不能保障の範囲となる商品です。
「就業不能保険 くらすプラス」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:満20歳~満60歳
- 保険料払込期間:55歳払済・60歳払済・65歳払済・70歳払済
- 保険期間:(契約・入院給付金免責日数60日特約)終身、(ストレス性疾病保障付就業不能保障特約)55歳満了・60歳満了・65歳満了・70歳満了
- 保険料払込回数:月払・年払
- 保険料決済方法:口座振替・クレジットカード払
- 年金受取総額:240万円・360万円・600万円・1,200万円
「就業不能保険 くらすプラス」の保険内容を紹介
「就業不能保険 くらすプラス」の保障は次の通りです。
主契約
入院給付金(入院給付金免責日数60日特約付加)が受け取れ、入院日額5,000円で1入院120日・通算1,095日が保障限度です。
ただし、入院を開始した日から起算して60日間は入院給付金が受け取れません。
また【入院日数-60日】が0日以下なら給付対象外です。
就業不能年金(ストレス性疾病保障付就業不能保障特約)
統合失調症や気分(感情)障害などのストレス性疾病による入院が60日をこえた場合、5疾病(悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中・肝硬変・慢性腎不全)を発症し、就業不能状態が該当した日を含め、60日を超えて継続したと診断された場合等、年金月額10万円が受け取れます。
年金支払期間は、2年(ただし45歳以上)、3年、5年または10年が選べます。
そのため、年金受取総額は240万円・360万円・600万円・1,200万円いずれかとなります。
ストレス性疾病は早期に医師へ相談を!
「就業不能保険 くらすプラス」の保障に該当するストレス性疾病は、主に次のような症状となります。
- 統合失調症
- 統合失調症型障害および妄想性障害
- 気分(感情)障害
- 神経症障害
- 摂食障害
- 非器質性睡眠障害
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 潰瘍性大腸炎
- 更年期障害 等
臓器のトラブルでは、主に胃潰瘍や十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎等、胃腸に関する症状が目立ちます。
ただし、ご自分がストレス性疾病かどうかを勝手に判断して、就業不能年金の請求はできません。
あくまで医師の診断と所定の条件へ合致する必要があります。
まずはご自分の気分が優れず、感情が不安定となっていると感じたら、医療機関での診察を速やかに受けましょう。
精神疾患が悪化すれば、本人の自殺という最悪の結果を招くおそれもあります。
ご自分の身体のみならず、その精神を守るのもやはりご自分なのです。
40代におすすめの生命保険ランキング
保険のドリル読者
それでも、50歳以降になってからの病気は気を付ける必要がありそうです。
40代が入るべき生命保険はどんな商品なのでしょう?
松葉 直隆
40代におすすめの生命保険トップ5
貯蓄性の高い2つの生命保険がランキング上位となっています。
順位 | 生命保険 |
1位 | がん保険(終身) |
2位 | 医療保険(終身) |
3位 | 終身保険(死亡保険) |
4位 | 就業(就労)不能保険 |
5位 | 個人年金保険 |
40代の方々なら既に医療保険を選んでいる方々もおられることでしょう。
30代の時に保障内容が充実した医療保険を選んでいるなら、無理に保険の見直しは行う必要はありません。
ただし、医療保険だけでがん治療サポートを賄うことは難しく、がん診断一時金やがん通院給付金をオプションで付加しておく方が無難です。
医療保険へがん治療サポートを十分に設定していなかったなら、個別のがん保険へ入ることを検討しましょう。
第1位が【がん保険】の理由
皆さんが50代以降になれば、【悪性新生物(がん)】を発症するリスクが極めて高くなっていきます。
それでは、50歳になったら検討すれば良いのかと言えばそうではありません。
50代でがん保険へ申し込んだ頃には、既にがんを発症していることが少なくありません。
そのため、まだ40代で余裕のあるうちに申込を行うのです。
悪性新生物(がん)は日本人の死因第1位を長い間独走しています。
肺がんによる男性の死亡率は85%を超える等、非常に深刻な事態が報告されています。
がんは早期発見・早期治療が必要な【国民病】です。
そんながん治療を金銭的にサポートするのが【がん保険】です。
ほとんどのがん保険では、医療保険のように入院給付金が1入院〇日保障と限定されておらず、入院日数無制限保障となります。
悪性新生物(がん)は、治療しても別の臓器に転移する等して再入院が必要となるリスクの高い病気です。
このような傾向があるため、手厚い治療サポートが設けられているのです。
また、初めて医師からがんと診断確定されただけで【がん診断給付金】というまとまった一時金が受け取れます。
医療保険で特約として付帯できる場合もある保障ですが、がん保険では基本設定されている商品が多いです。
このように、日本人にとって厄介な悪性新生物(がん)へ備えるため、がん保険の加入を是非検討してみましょう。
個人年金保険を考えるべき?
個人年金保険は、受取開始年齢をご自分で定めて、契約で設定した年齢となるまで、保険料をコツコツ積み立てていく貯蓄型商品です。
個人年金保険は公的年金を補う保険商品であり、老後の生活資金を十分に確保したい方々が加入するべき生命保険です。
確かに40代からなら、給与も20代・30代より高くなり個人年金保険へお金を回す余裕があることでしょう。
しかし、現在流行している【新型コロナウィルス感染症】で収入に大きな影響が出て、家族の生活費を賄うのがやっとという状況の方々も少なからずおられるはずです。
このような場合は、現在の生活を何とかすることが大切です。
前述したように契約年齢が50歳から加入できる個人年金保険、65歳の退職時に受け取った退職金を一括で払込み効率的な運用が可能な、【一時払型個人年金保険】も販売されています。
ご自分の年齢が50代以上になっても、資産運用の十分可能な商品が数多く販売されています。
40代の内に無理をして個人年金保険へ加入する必要はありません。
FWD富士生命「がんベスト・ゴールド」
保険のドリル読者
早期にしっかりとしたサポートが受けられるがん保険を選びたいです。
それでは、40代が加入するがん保険で、おすすめの商品があれば教えて下さい。
松葉 直隆
一気にまとまった一時金を受け取れる
「がんベスト・ゴールド」は、医師から悪性新生物(悪性のがん)と診断確定された場合、最高300万円にも上る【悪性新生物診断給付金】が一気に受け取れるがん保険です。
診断確定時に悪性新生物診断給付金の請求は可能なので、治療の早期にまとまったお金を受け取れ、安心して充実したがん治療を受けることができます。
この診断給付金は2年に1回を限度として何回でも受け取れます。
この一時金だけで、がんによる入院・手術治療・通院治療のほとんどすべてを賄うことができるはずです。
「がんベスト・ゴールド」の契約内容は次の通りです。
- 契約年齢:0歳~80歳
- 保険料払込期間:60歳満了、65歳満了、終身
- 保険料払込回数:月払・年払
- 保険料決済方法:口座振替・クレジットカード払
- 診断給付金:10万円~300万円
「がんベスト・ゴールド」の保険内容を紹介
「がんベスト・ゴールド」の保障は次の通りです。
主契約
基本保障は【悪性新生物診断給付金】のみです。
医師から悪性新生物と診断確定された場合、10万円~300万円まで10万円単位で設定可能な一時金です。
この診断給付金は2年に1回を限度として何回でも受け取れます。
特約
契約者が必要と感じた場合、付加できる保障は次の通りです。
- 上皮内新生物診断給付金特約:上皮内新生物(初期のがん)と診断確定された場合に備え、10万円~100万円まで10万円単位で設定できる。
- がん治療給付金特約:抗がん剤治療給付金・がん放射線治療給付金として5万円~30万円まで5万円単位で付加可能。
- がん手術特約:がん治療を直接の目的として、手術を受けた場合に備え、10万円~30万円まで10万円単位で付加可能。
その他、【悪性新生物初回診断一時金特約】【自由診療抗がん剤治療特約】【女性がんケア特約】【がん疼痛ケア給付金特約】等が設定できます。
自由診療とは何?
「がんベスト・ゴールド」では【自由診療抗がん剤治療特約】も付加できます。
こちらは、保険診療および先進医療の対象外となる、所定の抗がん剤治療・ホルモン剤治療のため、入院または通院をしたとき通算3,000万円にも上ぼるお金が受け取れる特約です。
自由診療とは、保険診療・先進医療外の医療サービスであり、大きな治療効果が期待できる反面、その費用が全額自己負担となるため、どうしても高額診療になってしまいます。
がんが進行してしまい、保険診療等で大きな効果が期待できそうもない時、この特約を付加すれば、自由診療となる所定の抗がん剤治療がサポートされます。
諦めない治療のためには、自由診療によるがん治療も検討してみましょう。
まとめ
同世代の方々でも、各人の健康状態や家庭の事情で加入した方が良い生命保険は大きく異なります。
まずは、ご自分にとってどんな生命保険が優先されるべきか、冷静に検討してみましょう。
【結婚はしているのか】【子供はいるのか】【心配な病気はあるのか】など、まずは自分の環境を考えるところから始めてみましょう。