「返戻率が高い」とネットなどで話題になっている、住友生命の個人年金保険。
返戻率は個人年金の加入を決めるうえでとても重要ですが、実際に加入するとなるとどうなのでしょうか?
そこで今回は、住友生命の個人年金保険について仕組みや特徴・評判・加入時の注意点など、元保険外交員が分かりやすく徹底解説していきます!
- 年金の受け取り年齢が引き上げられたこともあり、老後の生活費のために「個人年金保険」に加入する人が増えてきている。
- 住友生命の個人年金保険『たのしみワンダフル』は返戻率が高く、貯蓄性が優れていると人気。
- 現在、若い世代を中心に民間の個人年金保険に加入して将来に備える人が急増中。
- 住友生命の新規加入や見直しを検討するなら、平均業界歴11.8年のベテランFP揃いで取扱い保険会社数も30社とトップクラスの保険コネクトで無料相談をおすすめします。
目次
「個人年金保険」ってそもそも何?
まずは、個人年金について理解していきましょう。
多くの人が「個人年金保険」に加入する理由
現在、20才を超えたほとんどの人は国民年金に加入していると思います。
国民年金は、自分の老後の生活資金を準備するために加入している
のですがここ数年、年金額の変更があったり受け取り開始の年齢が遅くなったりと、自分達が貰う時にはどうなっているか分からないのが事実です。
お勤めの方で、厚生年金も加入している場合は月額約20万2千円なので決して少なくないですが、高齢になるにつれて医療費も高くなることを考えると余裕のある生活とは言い切れません。
60歳から年金を受け取るという選択をすることは可能ですが、その場合年金額は5万5千円から引き下げられるため年金月額はもっと減ってしまいます。
松葉 直隆
そこでこの5年間の生活費を確保するためには、退職金や貯蓄の他に、民間の保険会社の個人年金保険などが一般的です。
「個人年金保険」とは?
個人年金保険と言うのは、
国の国民年金ではなく民間の生命保険会社で販売されている商品のひとつ。
保険料を払い込む期間や、年金の受け取りを開始する時期を自分で決める事ができ、また年金額も各家庭に合った金額で設定する事ができる貯蓄型の保険
個人年金保険検討者
個人年金保険検討者
松葉 直隆
60歳から70歳までの生活費を個人年金保険で補って、70歳から老齢年金の支給を開始するというケースも少なくありません。
「確定年金」と「終身年金」は?
個人年金では、ほとんどの人が『確定年金』という支給開始から5年間や10年間と期限を決めます。
松葉 直隆
受け取る期間を定める確定年金と一生涯受け取れる終身年金には、それぞれにメリット・デメリットがありますが、どちらが良いのかは考え方によって変わります。
確定年金と終身年金のメリット・デメリット
例えば10年確定年金のメリットでは、年金支給開始から1年でお亡くなりになった場合、残りの年金は遺族の方に支払われます。
しかしデメリットとしては、契約内容の通り支給開始から10年経過後は支給が終了してしまいます。
それでは、終身年金の場合はどうなのでしょう?
終身年金のメリットは、支給期間が一生涯なので、生きている限り一生涯年金を受け取る事ができます。
デメリットとしては、期間を定めることなく支給を受ける事ができるので、確定年金と同額の保険料でも年金額は少なくなります。
また、年金受け取り保証期間は10年などと定めるものの、保証期間が過ぎてしまった後はお亡くなりになったら支給が終了してしまいます。
個人年金保険検討者
松葉 直隆
個人年金保険検討者
松葉 直隆
長生きすればするほど終身年金はお得ですが、支給開始後に短期間で亡くなってしまった場合は損してしまうという事です。
住友生命の個人年金保険『たのしみワンダフル』の特徴
個人年金保険検討者
しかしそんな時代でも、住友生命の個人年金『たのしみワンダフル』は返戻率が高く強い人気を誇っています。
松葉 直隆
特徴①高い返戻率
個人年金を決める時、あなたは何を重視しますか?
もちろん保険料の安さや年金額だと思いますが、その中でも最も重視されているのが「返戻率」でしょう。
実際に払い込んだ保険料の合計額よりも、受け取る年金の合計額が多い方がお得ですよね。
また保険料の払い込みが終わった後、年金を受け取るまでに期間を開けることでより返戻率が高くなります。
松葉 直隆
特徴②年金の一括受け取りが可能
年金と聞くと「1年に1度年金を受け取る事ができる」と思う人も多いと思いますが、『たのしみワンダフル』は年金の受け取り回数を自由に選択することができます。
一度にまとまったお金が必要な場合は、一括受け取り。
毎月お給料の様に受け取る場合は12回、老齢年金と同じように受け取りたい場合は受け取り回数6回と選択できます。
特徴③保険料によっては返戻率が上がる
『たのしみランク』に該当する保険料で、返戻率が高くなります。
(たのしみランクについては、下記のたのしみランクの特徴をご参照下さい。)
もう1つの個人年金保険『たのしみキャンバス』の特徴
住友生命が販売する『たのしみキャンバス』は学資積立保険ですが、実は個人年金保険のひとつです。
松葉 直隆
加入年齢は0歳~8歳。
受け取り開始年齢は選択できますが、例えば18歳から受け取り開始に設定すると、大学の資金に活用することができます。
松葉 直隆
住友生命独自の『たのしみランク』の特徴
「たのしみランク」とは商品名ではなく住友生命独自の仕組みで、月々の保険料が15,000円を超えるとこのランクになり、返戻率が通常よりも高くなります。
松葉 直隆
松葉 直隆
たとえば、当メディアでも一番人気の代理店「ほけんのぜんぶ」は訪問型の代理店で、あなたの都合の良い場所や時間にプロが足を運んでくれる優れもの。
保険加入検討者
保険加入検討者
無料の保険相談代理店の相談員は、FP(ファイナンシャルプランナー)という国家資格所持者が多数おり、頼りになる存在です。
以下6つの項目に長けたプロを指します。
松葉 直隆
普段よく行くショッピングモールや駅の近くを通る機会が多い方には、店舗型の無料相談代理店もおすすめです。
訪問・店舗型のメリット、デメリットや数ある代理店の特徴が知りたい方はこちら▼をご覧ください。
住友生命の個人年金保険の評判・口コミは?
貯蓄性が高い!
住友生命の個人年金保険は、業界の中でも上位に入るほどの高い貯蓄性を誇っています。
この返戻率は、たのしみランクや据え置き期間を用いることでより高くなり、契約によっては120%を超える場合もありますので一度良い方法を聞いてみるのも良いかも知れません。
最近では個人年金を販売停止している保険会社も多く、昔ほど私たち消費者が選ぶ範囲は広くありません。
住友生命の個人年金保険も、今でも十分高い貯蓄性がありますが、以前の方がもう少し高かった事も事実です。
今後、今以上に情勢が良くなれば返戻率が上がるかも知れません。
しかし、現在の状態を見ているとあまり返戻率が上がる事は考えにくいです。
松葉 直隆
年金以外でも使える
『たのしみキャンバス』は個人年金保険の一種ではありますが、貯蓄の目的は学資になるので、お子様の学費や将来の他の費用のために使う事ができます。
また『たのしみワンダフル』も払込満了の年数を早めに設定して据え置き期間を設けることで、老後の生活費のみではなく自由に使う事も可能です。
松葉 直隆
年金の受け取り回数を選択できて便利
基本的に個人年金の受け取り回数は年に1度ですが、自分の生活に合わせて年金を受けとる回数が変更できます。
松葉 直隆
また、年金の支払いが開始されてからも変更は可能なので、急なまとまった出費があった時にも役に立ちます。
保険料払込免除特約を付けると返戻金が下がる
松葉 直隆
付加するかしないかは自由に選択できるので、この特約が必要ないと思う場合は付加する必要はありません。
これはどういうことかと言うと、例えば保険料が毎月15,000円だとします。
保険料払込免除特約を付加していない人は、単純にこの15,000円が毎月積み立てられていきますが、保険料払込免除特約を付加した場合、特約の付加保険料も含めての15,000円になります。
なので特約の付加保険料が毎月1,000円だった場合には、毎月の積立金は14,000円になります。
何もなく払込期間が満了した場合、この特約は掛け捨てになりますので今まで払ってきた特約部分の保険料はなかった事になってしまいます。
30歳の男性が毎月15,000円×30年で540万円の積み立てがある場合、保険料払込免除特約を付加していると、
毎月14000円×30年で504万円の積み立てになります。
その差は36万円です。
もちろんこの特約は契約年数や年齢によっても異なるため、例えとしてあげました。
いざという時に役に立つメリットもある反面、積み立てられる金額が付加保険料の分少なくなってしまうというデメリットも知っておくことが大切です。
個人年金保険のメリット
①老齢年金を受け取るまでの生活資金を準備できる
多くの会社では60歳で定年退職する事が多く、国民年金などの老齢年金を受け取るまでに5年間の空白の期間があります。
- 60歳以上の平均生活費は月々約30万円
- 70歳以上の平均生活費は月々約28万円
というデータもあり、年金の受け取りが開始される65歳までの5年間の生活費は、合計で1,800万円が必要という事になります。
松葉 直隆
(国民年金5万5千円+厚生年金14万7千円=20万2千円)
年金を受け取っても70歳までは約9万8千円不足することになり、70歳以降も7万8千円不足することになりますので、男性の平均寿命である80歳までの不足額は合計で約3,324万円になってしまうのです。
60歳から65歳までの不足額=1,800万円
65歳から70歳までの不足額=588万円
70歳から80歳までの不足額=936万円
計3324万円
しかし、この金額は住んでいる地域や持ち家・賃貸など色々な条件で変わってきますので、全国平均の一例としてあげています。
個人年金保険検討者
松葉 直隆
個人年金で、3,324万円を積み立てようと思うととても高い保険料になってしまいますので、ある程度の貯蓄と退職金を計算して足りない分を保険で補う様にすると良いでしょう。
②据え置く期間を作ることでより返戻率が上がる
なぜ据え置くことで返戻率が上がるのでしょうか?
保険会社は支払われた保険料で積み立てを行いますが、その積立金を元本にして運用し利益を上乗せしてお支払いします。
保険料の払込期間満了後すぐに年金として支払ってしまうと、運用する期間がその分短くなってしまいます。
松葉 直隆
そのため据え置き期間を1年にするよりも2年の方が返戻率が高く、2年よりも3年の方が高くなるという事です。
③所得控除を使って節税対策ができます
上の方でも述べたように、個人年金は所得税や住民税で「生命保険料控除」という控除を受ける事ができます。
これはとても大きなメリットで、銀行で貯金する場合にはない特権でもあります。
松葉 直隆
しかし、途中で溜めてしまうと元本割れを起こしてしまい損する事もありますので、しっかりと払い続けられる事ができるのか考えて加入する必要はあります。
個人年金保険のおすすめ商品3選!
個人年金保険に興味はあるけれど、どの保険会社の商品にしたらいいのかお悩みの方。
松葉 直隆
それぞれ違うタイプの保険商品を紹介しますので、ご自分に合ったタイプの保険を探すようにしましょう。
マニュライフ生命「こだわり個人年金(外貨建)」
まず1つ目は、マニュライフ生命の「こだわり個人年金(外貨建)」という商品です。
現在の個人年金保険の商品の中では評判の良い保険商品です。
松葉 直隆
保険料は日本円で支払いますが、保険金額(死亡給付金や年金額)は米ドルまたは豪ドルの2種類からの選択となります。
松葉 直隆
ソニー生命「変額個人年金保険」
2つ目は、ソニー生命の「変額個人年金保険」と言う商品です。
この商品は、投資信託などで運用を行う商品であり、8種類の中から自分で運用先を決めて運用する商品となります。
リスクを分散して運用が出来るのですが、あくまでも運用実績に基づき保険金額が決定するので、運用が上手くいけば基本年金額より多くの年金額が受け取れます。
あくまでも投資と言う側面があるため、こういったリスクもあると言う事を理解したうえで選ぶのであれば保険料から見ても良い商品と言えるかもしれません。
また、保険料は比較的安いので、リスク分散をしっかりするのであればこの商品を持っておくのも良いかもしれません。
住友生命「たのしみワンダフル」
3つ目は、さきほどからご紹介させて頂いている住友生命の「たのしみワンダフル」です。
こちらの商品も個人年金保険の人気商品のうちの1つとされています。
3つのタイプの中でどれがおすすめか
松葉 直隆
もちろん、それぞれメリットもデメリットもリスクもありますが、考え方は人それぞれ異なりますので、選ぶ商品も異なるでしょう。
松葉 直隆
上記の3つの中で、確実に積み立てられるのは、住友生命の「たのしみワンダフル」と言う商品であるのは、間違いありません。
外貨建て保険のリスクは、円安・円高という為替の影響を受けますが、変額保険と違い、投資と言う側面はありません。
松葉 直隆
また、先ほども少し説明したように、契約後のライフステージの変化によって保険料の支払いが困難になった場合には、一時的に保険料の支払いを停止する事が可能。
一時的に保険料の支払いを停止するとは?
再度保険料の払い込みが出来るようになった時に再開する事が出来るので、万が一大きな出費を伴う出来事があっても、解約をせずに置いておけるのです。
松葉 直隆
個人年金保険は、老後の生活資金のために自助努力をする若い世代である30代に注目を浴びている保険商品と言えます。
個人年金保険検討者
個人年金保険に付けるべき特約まとめ
①指定代理請求特約
この特約は付加保険料がかからずに付加できる特約で、
保険の対象者が受取人である時に事故などで意思の疎通ができない状態や、住友生命の定める事情がある場合など、あらかじめ指定した代理の請求人が保険金や給付金などの手続きすることができる特約
どのような状態で適用されるのでしょうか?
例えば余命宣告を受けたが、本人は告知を知らずご家族のみが知っているケースや、年金受給開始の時に被保険者が意思表示が困難な状態のケースなどです。
この特約を付加することで、本来の請求人が意思表示が困難でも受給開始時期に来た時に、速やかに年金を受け取る事ができるので、ご加入の際はつけておく事をオススメします。
②個人年金保険料税制適格特約
長い名前で覚えにくいかも知れませんが、個人年金保険に加入する際はぜひ覚えておいていただくと良いと思います。
「個人年金保険料税制適格特約」とは、
所得控除の中の生命保険料控除と関りが深く個人年金に加入している場合、個人年金保険料控除という控除を受けることができる。
しかしせっかく個人年金保険に加入していても、この特約が付加されていない契約では、個人年金保険料控除を受ける事ができません。
- 一般生命保険料控除
- 介護医療保険料控除
- 個人年金保険料控除
の3つに分かれており、それぞれ控除を受ける事ができます。
- 【一般生命保険料控除】は主に死亡保険の事を指し、死亡保障が付いている保険に加入している場合は、この控除を使います。
- 【介護医療保険料控除】は主に医療保険の事を指し、医療保険に加入している場合にこの控除を使います。
- 【個人年金保険料控除】は主に個人年金保険料税制適格特約の付加された個人年金に加入している場合、この控除を使います。
そのため、個人年金は個人年金保険料控除にあたりますが、個人年金保険料税制適格特約が付いていない場合は、一般生命保険料控除になってしまいます。
この生命保険料控除は加入しているすべての保険が該当するわけではありません。
それぞれ一つずつの保険しか使えないため、特約の付加されていない個人年金に加入して一般生命保険料控除を受けてしまった場合はその後、死亡保険に加入しても一般生命保険料控除を使う事ができなくなってしまいます。
この特約も特約保険料は無料ですので、生命保険料控除を最大限に活用するために、個人年金保険料税制適格特約を付加しておきましょう。
③保険料払込免除特約
もう知っている人も多いと思いますが「保険料払込免除特約」と言うのは、
住友生命の定める介護状態・疾病・高度障害状態になった場合に、以後の保険料の支払いを免除する特約
です。
所定の障害状態になってしまった場合、今までの様に仕事をすることができず収入が減ってしまうことを考えると、保険料を払う事が困難になってしまいますよね。
松葉 直隆
しかしこの「保険料払込免除特約」は、特約の付加保険料が有料で保障内容や年齢などによって金額は変わってきますので、必ず確認しておきましょう。
「個人年金保険料税制適格特約」の付加がオススメな理由
個人年金保険料税制適格特約で税金の節約に
個人年金に加入する際「個人年金保険料税制適格特約」を付加することで、所得控除のひとつである生命保険料控除を受ける事ができるようになります。
生命保険料控除は所得税と住民税に分けられ、所得税では年間保険料8万円を超えたら一律4万円の控除が。
住民税では年間保険料が5万6千円を超えたら、一律2万8千円の控除を受ける事ができます。
【所得税】
年間払込保険合計額 | 控除される金額 |
20,000円以下 | 払込保険料全額 |
20,000円超~40,000円以下 | (払込保険料×½)+10,000円 |
40,000円超~80,000円以下 | (払込保険料×¼)+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
【住民税】
年間払込保険料合計額 | 控除される金額 |
12,000円以下 | 払込保険料全額 |
12,000円超~32,000以下 | (払込保険料×½)+6,000円 |
32,000円超~56,000円以下 | (払込保険料×¼)+14,000円 |
56,000円超 | 一律28,000円 |
例えば毎月の個人年金保険料が15,000円だった場合、年間払込保険料の合計額が18万円なので所得税では4万円。
住民税では、2万8千円の控除を受ける事ができます。
しかし個人年金保険料控除を受けるには、個人年金保険に特約として「個人年金保険料税制適格特約」が付加されていないと対象になりませんので、付けておく事をオススメします。
所得控除を受けるための契約条件
個人年金に加入している場合は個人年金保険料控除を受ける事ができますが、この控除を受けるためには「個人年金保険料税制適格特約」を付加している事が前提でしたね。
しかしこの「個人年金保険料税制適格特約」を付加するにも、条件があります。
- 保険料の払込期間が10年以上
- 年金受け取り期間も10年以上
- 年金受け取り年齢が60歳以上
- 年金の受取人が契約者本人または配偶者の場合
これらの条件をクリアする必要があり、例えば年金受け取り年数が5年の5年確定年金では対象外になってしまい、特約を付加する事ができません。
松葉 直隆
このように、
保険料の払込期間が10年以上で、年金受け取り年数も10年以上。かつ60歳以上で契約者本人もしくは配偶者が受け取るような保険
が対象になるので、契約時には必ず条件を満たしているかどうかを確認しましょう。
平成24年度に個人年金保険料の所得控除額が変更
旧控除の個人年金保険料控除は、以下の様になります。
【所得税】
年間払込保険料合計額 | 控除される金額 |
25,000以下 | 払込保険料全額 |
25,000超~50,000円以下 | (払込保険料×½)+12,500円 |
50,000円超~100,000円以下 | (払込保険料×¼)+25,000円 |
100,000円超 | 一律50,000円 |
【住民税】
年間払込保険料合計額 | 控除される金額 |
15,000円以下 | 払込保険料全額 |
15,000円超~40,000円以下 | (払込保険料×½)+7,500円 |
40,000円超~70,000円以下 | (払込保険料×¼)+17,500円 |
70,000円超 | 一律35,000円 |
一見この数字を見ると、旧制度の方が控除の割合が多いように思えます。
しかしこの旧制度の場合対象になる保険料控除は、一般生命保険料控除と個人年金保険料控除の2つにしか分類されません。
- 一般生命保険料控除
- 介護医療保険料控除
- 個人年金保険料控除
の3つに分類されるため、範囲が広くなり結果として控除される合計額は多くなります。
個人年金保険のデメリット
①保険料の払込期間が長期間
一般的な定期保険の場合、10年や20年で保険期間と保険料の払込が終わります。
更新などで保険料の増額などの変更はありますが、定期的に見直す事もできます。
いわゆる一度個人年金に加入したら、余程の事が無い限り見直しもしづらくなってしまうので、払込期間満了までの間、保険料を払い続ける事を前提に加入する必要があるのです。
松葉 直隆
貯金であれば積み立ての金額もその都度自由に変更できますが、毎月決まった額の引き落としがされる保険料では自由が利かないというデメリットもあります。
②引き出しが自由にできない
銀行の預金では、突然まとまったお金が必要になってしまった場合、引き出しをすることで解決できますが個人年金の積み立ては引き出しする事はできません。
銀行の貯金であれば、預けたお金が減る事はありませんよね。
松葉 直隆
③死亡保障がない
保険と聞くと、万が一死亡した場合に死亡保険金が受け取れるという事を想像するかも知れませんが、個人年金保険の場合は払い込んだ保険料以上の死亡保険金はありません。
松葉 直隆
住友生命の個人年金保険の注意点
途中で解約をしてしまうと「元本割れ」に
住友生命の個人年金に限った事ではなく、ほとんどの積み立ての保険が途中で解約すると元本割れを起こしてしまいます。
個人年金保険検討者
松葉 直隆
しかし契約時に約束した通り、保険会社は必ず年金を支払わなくてはいけませんよね?
保険料の中から様々な諸経費等を差し引いているのに、なぜ実際に支払った保険料以上に年金を払う事ができるのでしょうか?
それは、積み立て金を運用して利益を出しているからなのです。
契約して約1年ほどは会社によっても異なってきますが、個人年金の場合、解約返戻金は40%程度と半分も返ってきません。
しかし年数が経過するにつれて、解約返戻金の返戻率は上がっていきます。
はじめのうちは、積立金も少ないので運用しても得られる利益が少ないですが、保険料を支払っていくにつれて積立金も多くなり運用に回す元本も増えていきます。
そして、最終的には契約時に約束した金額をお支払いするのです。
ですが、お客様が途中で解約をして「今まで支払った保険料を全額返して欲しい」といった場合、それまでの諸経費などを得る事ができず保険会社は倒産してしまいますよね。
松葉 直隆
契約後10年間は払済保険に変更不可
個人年金保険の場合、生命保険料控除を受けるために「個人年金保険料税制適格特約」を付加する事が多く、10年間は保険料を払い込まないと対象から外れてしまうため、払済保険に変更することができないのです。
払い済み保険と言うのは、
例えば収支のバランスが変わり保険料の支払いが困難になった場合に、保障額を減らして保険料の払込をストップすること
です。
個人年金保険料税制適格特約を付加する条件とは?
個人年金の保険料を10年間払い続ける事が前提なので、10年未満に払い済み保険に変更するという事は条件を満たさなくなってしまうという事になってしまいます。
そのため、保険料の払込が困難になった場合は、年金額を減額して保険料の負担を軽くする方法がオススメです。
松葉 直隆
ここで発生した解約返戻金は保険会社が後に支払う年金のために積み立てておきます。
保険料は払い続けられる金額に
個人年金に加入する際に一番気を付けなければいけないのが、長い期間保険料を払い続ける事ができるかどうかです。
住友生命では、たのしみランクという返戻率があがるものがありますが、これは月々の保険料が15,000円を超えた場合に適用されるランクです。
個人年金保険検討者
松葉 直隆
年金額を重視しすぎて無理な保険料にならないように、きちんと考えて契約をしましょうね。
【訪問・店舗型別】おすすめ保険相談窓口ランキング6選!
保険相談検討者
各種生命保険への新規加入を検討していて調べていたら、プロに無料で相談に乗ってもらえる代理店があると知りました。
保険相談検討者
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松葉 直隆
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- DALLOYAUのマカロン
保険見直しラボ 利用者の口コミ
以前、保険ショップで相談しましたが、提案内容に納得がいかず、ネットで他の保険相談ができるサービスを探しました。
色々な比較サイトを見てみましたが、業界歴の平均がここまで長いところはなく、ベテランに相談したいと思い、申込みすることに決めました。
結果は保障もしっかりしている上に保険料も安く大満足でした。
ご紹介された方は、以前外資系金融機関出身で、保険の知識はもちろんですが、保険以外の知識も豊富な方で今回の保険見直しだけではなく、今後ともお付き合いしたいと思っております。
出典:保険見直しラボ
★訪問型無料相談の注意事項
松葉 直隆
見落としがちな注意点を以下にまとめましたのでご覧ください。
- 騒がしくならず、混雑しがちな時間は避ける
- 資料を広げたりプライバシーに関わる話が出るため、テーブルの大きさやレイアウトを考慮する
- 自分が注文した飲食代は自分で支払う
特にファミレスを利用する方は、テーブルは広くて良いですが、騒がしい時間帯になると声が聞き取りづらくなったりすることも。
保険相談検討者
松葉 直隆
また、飲食代を出されてしまうと気まずさを覚えたりすることもありますから、ここは貸し借りなしで自分で支払うと良いですね!
└店舗型の無料相談
テレビのCMなどでお馴染みの店舗型の無料相談は、ご自身でその店舗の所在を調べて出向くかたちになります。
- ご自身の自宅近くに所在がある場合は申し込みをする必要もない場合もある
- 気軽に来店できる
- キッズスペースが確保されている店舗も多く小さいお子さんがいてもOK
店舗を型で特に人気の代理店はこちらです。
提携保険会社数40社以上! |
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全国1200以上の店舗と提携 |
アフターサービスも充実 |
店舗型おすすめランキング1位 保険見直し本舗
100万件の相談実績を持つ大手保険ショップの保険見直し本舗は、店舗型でありながら訪問も可能で柔軟性◎。
提携している保険会社数が40社以上なのは代理店トップクラス!取扱会社が多ければ多いほど、必然的に自分にぴったりの保険を見つけやすくなりますよね。
- 契約実績100万件を突破!
- 提案から加入手続きを経てアフターフォローまでしっかりサポート
- しつこい勧誘は営業方針として禁止している
保険見直し本舗の相談実績は、日本で最初に出来た保険ショップである「保険クリニック」の3倍以上の100万件!
全国に257店舗(2019年10月現在)すべてが直営店。保険相談だけでなくサービスやコンサルティング料も全て何度でも無料。
保険見直し本舗がユーザーに選ばれ続ける理由を是非体験して下さい!
保険見直し本舗 利用者の口コミ
満足です^^
第二子出産予定で私が何かのアンケートに記入したか何かで、お電話いただきました。保険の見直しなんか今までしたことがなかったので一度してもらおう!と思い予約を取りました。妊娠中なので自宅に来ていただける事になりました。
担当のかたはすごく感じがよく、今の保険内容をみて、これはいいので絶対おいておきましょう。。これは、少し保障内容が少ないな。。などと見て頂きました。掛け金は極力おさせて保障がしっかり。主人のガン・死亡・医療メインで提案して頂くことにしました。話す内容もわかりやすく、わからないことは、丁寧に説明していただけました。
まだ契約までは進んでいませんが、契約後、複数の保険会社に入っても、保険見直し本舗さんが一括管理してくれるというので安心だな。と思っています。
店舗型おすすめランキング2位 保険相談ニアエル (旧ライフル)
保険相談ニアエル(旧ライフル)は、それ自体が特定の保険ショップを運営している訳ではなく、全国の保険ショップを検索・予約ができるポータルサイトです。
全国に1200以上の店舗と提携しているため、どこを選べばいいか悩む方には「おまかせ予約」というサービスも用意されており、最短1時間でピッタリな保険ショップ探してくれます。
- 全国に1200店舗以上のショップと提携
- 希望すれば女性スタッフを優先的に選択することが可能
- しつこい勧誘は担当者変更や他措置も取られるため安心
そのため、HPでは保険ショップごとに女性スタッフやキッズスぺ―スの有無など、店舗情報も細かく確認することが可能。
保険相談ニアエル(旧ライフル)では保険相談所の主要な店舗はしっかり提携を結んでおり、この掲載店舗数は業界No.1の数字です。
保険相談ニアエル 利用者の口コミ
保険料が従来から高すぎることもあり、たまたまインターネットで見つけたサイトで保険の見直しを行おうと思い立った。その時のフィナンシャルプランナーはすごく熱心に相談に乗ってくれ、従来の保険はムダが多いことを知り、必要なものを見つけてくれた結果、保険料が大幅に下がった。
43歳男性 独身
店舗型おすすめランキング3位 保険クリニック
保険クリニックは、全国に約190店舗展開する保険の代理店で、約20年の歴史がある老舗代理店です。
取り扱っている保険会社数は41店舗(2019年1月現在)、大手保険会社の生命保険はほぼカバーしているので頼もしいですね。
- アフターサービスまであり、一生涯のサポートを受けられる
- 専門のコンサルタントは5つのマスター資格(家計・住宅ローン・介護・相続・年金)を所持
- キッズルームが用意されている店舗が多い
保険クリニックは、何といってもアフターサービスがあることが強みだと言えます。
相談して終わりではなく、その後についても一生涯サポートしてくれる体制があるのは心強いですよね。
保険クリニック 利用者の口コミ
取り扱う商品が多くて満足の保険に加入できました
保険を見直すために、いくつか保険の相談窓口を利用してみたのですが、勧めてくる保険商品の数が少なく、選択肢があまりありませんでした。おそらく代理店側が契約してほしい保険しか勧めてこなかったのではないかと勘ぐるほどです。
ところが、これが最後と思って相談してみた保険クリニックだけは違っていました。私が提示した保険の条件に合う保険をいくつも示してくれて、しかもその保険について私が納得いくまで説明をしてくれたのです。また、どの保険も長所と短所があること、組み合わせる保険によって短所を補い理想的な保険が出来上がることも指南してくれました。自分でこれをしたら大変な時間がかかりますが、保険クリニックのファイナンシャルプランナーの方は私のために理想の保険の組み合わせを考え手続きまでしてくれたのです。そして満足の行く保険に加入できました。
保険の相談窓口によってかなり違いがあることを実感しました。保険クリニックに行って良かったです。
保険代理店の特徴を表で徹底比較!
松葉 直隆
訪問型代理店を表で徹底比較
▼スマホは比較表を横スライドできます
代理店名 | 公式 | 取扱数 | 特徴 |
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27社 |
●取り扱い保険会社数27社 ●FPの資格取得率が驚異の97%! ●選べる6つの嬉しいプレゼント! |
44社 |
●経験5年以上等の評価項目 ●2500人以上が全国で対応 ●選べる4つの嬉しいプレゼント! |
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30社 |
●全国に約60拠点展開 ●平均業界歴11.8年のベテランFP ●選べる6つの嬉しいプレゼント! |
次に、店舗型の代理店を表にて徹底比較してみましょう。
店舗型代理店を表で比較
▼スマホは比較表を横スライドできます
松葉 直隆
複数の保険相談代理店に行くメリットを紹介します!
さて、ここまで無料の保険相談所をご紹介して参りましたがいかがでしょうか。
どの代理店を利用するか決められない場合は、納得するまで近場の窓口を順番に回ってみるのも一つの手ですよ。
松葉 直隆
気持ちが下がってしまう前に、保険代理店を複数に相談するメリットを具体的に説明しておきますね!
複数人に担当してもらうメリット
保険相談検討者
保険に限らずどの業界でも同じことが言えますが、担当してもらう人の質はやはり運という部分も無きにしもあらずです。
保険に限って言えば、保険の相談を何年もしてきている人もいれば、経験の浅い新人に担当される場合もあるでしょう。
こればかりは仕方がないことでもありますので、時間が許す限り、様々な代理店で相談をしてみることに損はありません。
松葉 直隆
複数の商品を知れるメリット
さらに、担当して下さる方によってはあなたに勧めてくる保険の商品も異なってくる可能性も十分にあります。
しかし、保険会社や保険商品は今やごまんとある時代。
同じ商品を勧めて来られるほうが稀かもしれません。
松葉 直隆
保険相談検討者
勧めて来られるからには理由があります。
あなたにとってのベストな選択肢が増えることはメリットでしかないでしょう。
長い付き合いになる保険会社と商品とのお付き合い。
損をしないためには、少なくとも2つから3つの代理店に相談をして、比較することができるとなお良いでしょう。
代理店で迷っているならまずはこの店舗へ!
ここまで、保険の見直しや新規加入を検討している方には、無料でプロに相談できる保険の相談窓口をおすすめさせて頂きました。
保険商品は何十年も払い続けるもの。当然、契約する保険会社ともそれだけ長い付き合いになるということ。
多数ある保険会社に保険商品を洗い出して比較、検討するには時間も労力も限られてしまいます。
相談窓口も今やたくさん存在する時代、もしもどこに相談しようか迷われているならば、保険ブリッジ読者にも一番人気の「ほけんのぜんぶ」を試してみてはいかがでしょうか。
- 取扱保険会社27社とトップクラス
- 競合他社の中ではNO.1の97%がFP!
- 何度でも無料で相談できる
保険のことが気になっている今こそ試すとき。
「ほけんのぜんぶ」へ今すぐアクセス!
\1分で完了/
【必読】保険の無料相談で得するために
上記でご紹介させて頂いた保険の相談ができるサービスは全て無料となっていますが、無料だからといってどこでも良いというわけではないですよね。
松葉 直隆
取扱い保険会社の数が多い窓口を選ぶ
保険会社を1つでも多く取り扱っていれば、それだけ選択肢が増えます。
すると、一人ひとり、あるいは各ご家庭に合わせた最適な保険やプランを提案することが可能に。
逆に、取り扱っている保険会社の数が少なければ少ないほど、自社の保険を売るために押し売りに合ったりしかねません。
さらに、選択肢も狭まり、保険の相談をする意味が失われてしまいかねません。
保険会社を多く取り扱っていて、その分多数の商品も熟知している保険の相談窓口や代理店、またFPを選択して利用するようにしましょう。
キャンペーンを利用する
これまでご紹介させて頂いた相談窓口をご覧のとおり、保険の相談窓口によっては時期によってキャンペーンを実施していることがあります。
無料で保険の相談をし、そののちに簡単なアンケートに答えるだけで対象となることがほとんど。
ということはつまり、保険を勧められたりしても加入しなくても対象になるんです!
このお得なキャンペーンを使わない手はないですよね!
まとめ
個人年金保険は少しずつ姿を消しつつありますが、住友生命では返戻率も高く評判も良いですよね。
個人年金保険検討者
個人年金保険検討者
個人年金は、節税にも使えて家計にとっても良いですが、個人年金保険料控除を受けるためには様々な契約条件がある事も分かったと思います。
松葉 直隆
保険は難しいからと任せっきりにしたり諦めたりせずに、自分や家族のためにもう1度保険について考えてみませんか?